合格合格合格合格合格

・こっそりと復活(・・。)ゞ・・・すみません・・。実は単純に忙しい日々を送っていただけで別にビョーキとかではありませんでしたよ。先日まあやっと一段落。読書もしてなかったワケではないので、つらつらとレビューしていきますね。・・でも、初っ端はジョジョ話から。



・最近ローソンでもキャンペーンやってる「ジョジョの奇妙な冒険」最新作です。舞台は再びS市杜王町。震災と津波の話題が描かれたり、時代とLinkしている意欲作ですが帰趨は全く読めません(泣)。でもコレ文化だから。ジョジョ立ちに酔って第8部も末永く付き合っていきたいと思います。で、下にスクロール(笑)。



ジョジョリオン 1 (ジャンプコミックス)/集英社
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ジョジョリオン 2 (ジャンプコミックス)/集英社

¥420
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・夏休みの話。「ジョジョ展 in S市杜王町」に行ってきましたっ!


人生短いんだから、つまらない本に出会っていられない
・広瀬康一も歩いたオーソン前。「振り向いてはいけない路」はありませんでしたけど。

人生短いんだから、つまらない本に出会っていられない

・この後、ミスタとナランチャの間でボクも記念撮影。東京のジョジョ展も行きたいなあ~。

流れ星流れ星流れ星流れ星

 

・近日公開の映画の原作です。ちなみに映画のロケはボクの住む県で行われたので、宣伝も大々的。「水谷豊はJOIS(地元のスーパー)で営業した」とか「安田成美は岩手銀行に行く」とか少々暴走気味のポスターも貼ってあったりして、ちょっとしたムーブメントになってます。乗り遅れちゃいかんと購入したワケでした。

 

 

 

・仕事に疲弊したサラリーマンの夫と不満タラタラな妻、いじめに遭ってる娘、温室育ちの息子、ふさぎがちな祖母、各々に問題を抱えた家族が、田舎の古民家に居を構えるトコロから物語は始まります。家族の再生を描いた物語、荻原浩サンなので安心して読めました。面白い。これは。

 

 

 

 

・「座敷わらし」は岩手県ではごくフツーに知られた存在で、幽霊というか妖怪というか精霊というかあまりカテゴライズされない対象なんですが、「見た人に幸運が訪れる」と言われています。というワケで「この家に何かいる・・」と感じることは別に恐怖のベクトルだけではないんですな、ボク達にとっては。

 

 

 

 

 

 
 
 
愛しの座敷わらし 上 (朝日文庫)/荻原 浩
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サッカーサッカーサッカー

・更新サボってすいませんでした。年度末年度始めの忙しさ+ゲームに夢中(そういうこともある)+PC不調→買換→環境整備といった感じで3月4月を過ごしてました。というワケで激っ速のnewPCでレビューをupしていきたいと思います。で、「少ない小遣いでも単行本を買う」伊坂氏の新刊です。



・仙台在住の氏が震災を乗り越えてどんな作品を仕上げたかという話題には合致しません。震災前の執筆だったようですね。路線としてはう~ん「あるキング」とか「SOSの猿」の難解さに近い。関係ないが伊坂作品・仙台ロケの映画「ポテチ」は楽しみですな。



・伊坂作品の伏線→回収の流れには慣れているつもりなんですが、これはちょっと不親切だったかなあ。バッターボックスに立ったら球が5つぐらい飛んできた感じだ。ここのところよく使う言い回しで申し訳ないんですが、「初めて読む伊坂作品としては薦めない」こんな雑感です。




PK/伊坂 幸太郎
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男の子女の子男の子女の子
 

 

震災から1年。亡くなった方のご冥福をお祈り致します。

 

 

ボクは被災者ではないので、この歴史的災害に語る言葉を持たないのですが、一つだけこの場を借りて申し上げられることは「希望の灯」というものです。

 

 

 

ボクの妻の祖母は今年で97歳になるおばあちゃんです。震災のあの日、一人で留守番をしていたおばあちゃんは激しい揺れの後にすぐ身支度を調え、玄関先にチョコンと座り父母の迎えを待っていたそうです。近くの高台へ、津波からの危機一髪の避難でした。

 

 

 

 

家もろとも全てを流されましたが、昭和8年の大津波、昭和35年のチリ地震津波、昨年の大津波を身一つで逃げ延びたおばあちゃんに尊敬の念を抱かずにはいられません。昨年の冬には大手術をしましたが、いつまでも長生きしてもらうことがボク達の心の支えです。

 

 

 

 

あの311から全てが変わってしまいました。それでもあの非日常で今でも思い出すものは苦しみや悲しみだけではなく、人の思いやりややさしさ、次第に戻り始めた街の灯、自衛隊の献身的な活動、全国の警察や消防の車列、そして生き延びた人々の奮闘です。その「希望の灯」だけを反芻して1年を過ごしてきたように思います。

 

 

 

 

「復興」という言葉とは今なおほど遠い被災地。

 

 

 

それでもボクはここから雄々しく立ち直ることへの強い希望の念を抱いています。被災された全ての皆さんの幸せを強くお祈りします。

 

 

そして、故郷を離れざるを得なかった福島の皆さんの、深い深い悲しみに寄り添っていけたらと思っています。

 

 
それでも三月は、また/谷川 俊太郎
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女の子女の子女の子女の子

 

・何かパキッとしてて目を引く装丁。16、17、18と続いている連作ならば面白さも保障付きだろうと思って借りました。実は誉田哲也氏は初めてデス。「人が一人も死なない小説!」というフレコミでしたが、そう言われてもボクは分からないのでこれからの話なのです。これはとにかく爽やかで後味の良い作品でした。

 

 

 

・勝負に固執し自尊心の固まりのような香織、勝っても負けてもドンマイのマイペースな求道者・早苗という対照的な二人を通して剣道の醍醐味を伝えるスポーツ青春小説です(何て陳腐な表現だ)。この設定で帰趨は大方読めると思いますが、ええその通りの帰趨です(笑)。そして、だからこそ面白かった。

 

 

 

 

・剣道。この武道において避けては通れない宮本武蔵の話題ですが、この歴史的見栄っ張りオジサン(個人的見解ww)のいじり方が軽くて絶妙だと思いました。その一方で確かに深淵を衝いていると思う。お互いに一皮むけた香織チャンと早苗チャンがどういう成長を遂げていくのか、さて次はセブンティーンだ!

 

 

 
 
 
武士道シックスティーン/誉田 哲也
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本本本本

 

・ま、多分今一番ムーヴメントになってる作品だと思うんですけど、古書店話っていうのはハズレも無さそうなので買ってみました。チャラい表紙とは違ってなかなか読ませる娯楽作品でしたよ。既出の名作をモチーフに探偵の真似事をするというネタ切れのなさそうな面白いアプローチです。

 

 

 

・モチーフは漱石だったり太宰だったり。あとの2作は知らない話でしたが大勢には影響なし。ほとんど本を読まない話の進行役の大輔クンと一緒に文学の勉強が出来そうです。太宰の希少本を欲しがる人間が実はロクでもない人間だったというのがボク個人的には痛快でした。

 

 

 

 

・そんでまあやっぱり表紙には目が行くワケで(笑)、古書店主の篠川サンは素敵過ぎです。図書館のお姉さんは3割増と思ってるボクとしては大輔クンと篠川サンのキョリ感がミステリーよりよほど興味があったりする。心地良くもなかなか先が気になる終わり方をしたので・・さて2作目も買ってくっか!

 

 

 

 
 
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)/三上 延
¥620
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パンチ!パンチ!パンチ!パンチ!

 

・カタギの出版社を復活させた阿岐本組が次に引き受けた「文化的事業」は高校の立て直し。任侠シリーズの第2弾です。1作目の「とせい」が出色の出来だったので本作も勇躍購入しました。で、期待に違わぬ素敵なお話。古き良き日本を回顧させるという点ではALWAYSと遜色がないだろうと思われますよ。泣けたし。

 

 

 

・代貸・日村誠司サンの孤軍奮闘はお約束。無気力と無責任と無感動の高校生と教師群を相手に見事な立て直しを演じます。彼の誠実さに頭が下がる・・。欲を言えばPCオタクやモテ男の子分共の活躍ももう少し欲しかったかなあって思います。「もっと長い話が良かった」という賛辞の意味で4ッ星なんです。

 

 

 

 

・大方現実の学園の荒廃もこんなトコロでしょう。日村サンが戸惑ったように「子どもが何を考えているのか分からない」という茫漠とした不安が問題の根底にあると見切った作家さんの慧眼を感じました。何を考えているか丸分かりな金八先生のクラスは、実は一番楽なクラスだと皆が気づいたように(笑)。

 

 

 
 
 
任侠学園 (中公文庫)/今野 敏
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しっぽフリフリしっぽフリフリしっぽフリフリ

・まったくもう一度手に取ったら読了するのが読者の責任だぜなんて思って最後まで読んだ。ほとんど睡眠導入剤みたいな本で、他の本と並行しながら徒然に読むという作戦をとりました。やっと最後までたどり着いたが、晴れ晴れとした感慨や胸に刻むべき教訓や声高に勧める意欲は・・無いな(笑)。



・上巻は割と論法がスッキリしてたんですが、下巻になると「私はこう考えるんだがそう考えざるを得ない歴史的事実から考えると考えを改める理由は考えられない」って「何言ってんだお前」とツッコミたくなる何か藪蛇な文章が多くなる。ボクの頭が悪いせいか理解に苦しみました(苦笑)。



・そんでまあ日本もちょっぴり登場。総括としては「島国で良かった」「日本語がクドくて悪かったわね」「鎖国の是非は文化人類学からすると非」「内村鑑三的・新渡戸稲造的には是だろ」といったトコロ。病原菌と言えば・・関係ないですが明らかに熱があるのに登校させるのは今の時期ホントやめて欲しいぞ。

文庫 銃・病原菌・鉄 (下) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)/ジャレド・ダイアモンド
¥945
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合格合格合格

 

・帯で買う。「選考委員のド肝を抜いた鉄壁のトリック・乱歩賞史上屈指の傑作ミステリー・一気読み必至!」って(笑)何だかまた期待してハシゴ下ろされるのもヤダなあと思いましたが、賞を受賞している事実は何にも代え難い。確かに一晩で読みました。刑務所内での殺人事件っていう設定からして新しい感じはしますわな。

 

 

 

・刑務所内で密室殺人は可能か。わざわざ刑務所内で犯す動機は何か。脱獄は可能か。その上で逃亡は可能か。疑問は山積で本を開くワケなんですが・・確かに可能かもしれない。ネタバレは薄めにしますので、興味がある方は読んでみて下さい。ま一つの条件としては警察の目が節穴であるという前提が必要(笑)。

 

 

 

 

・犯人は結果的に「大方そんなとこだろう」という感じ。全く今日びの殺人犯はそういう輩ばっかりで困っちゃう(笑)。単行本には無かったという蛇足かもしれないエピローグを載っけるのはボクは不賛成なので星は一つ下げさせてもらいます。題名もベタだ・・原題の方が良かったんじゃないかな。

 

 

 
 
プリズン・トリック (講談社文庫)/遠藤 武文
¥700
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メモメモメモメモ

 

日本を席巻する数学テロリストに立ち向かう一人の天才中学生・浜村渚の物語ってゼンゼン意味分かんないっすねスイマセン。「数学ミステリー」という呼び文句に惹かれて購入してみました。「博士の愛した数式」という秀作がありましたが、同じような賞味の作品です。面白かったですよ~。

 

 

 

・「四色問題」はガリレオシリーズに出てきた。「フィボナッチ数列」はダヴィンチコードに出てきた。数列もまあ分かる。円周率の最初の3ケタはボクの誕生日だ(関係ないだろ)。数学と言う割には間口の広いうまいマーケティングで、読者を楽しませてくれます。関係ないけど前に小学1年生にフィボナッチ数列を見せたら、その法則に気づく子が多くてビックリした。

 

 

 

 

・様々なエピソードを数学を題材にスッキリ解決して心地よい作品でした。これはオススメします。あまり意味が分からないこの「萌え」系の表紙以外はね。続編もあるようなので(というか3部作なのか?)、また手に取りたいと思います。で、数学テロリストの実像って何なんだ??

 

 

 

 

人生短いんだから、つまらない本に出会っていられないLivedoor版

 

 

「博士の愛した数式」

http://blog.livedoor.jp/book3110/archives/50651441.html

 

人生長いんだから、たくさんの映画に出会っていこう

「博士の愛した数式」

http://blog.livedoor.jp/movie3110/archives/394552.html

 

 

 

 
 
浜村渚の計算ノート (講談社文庫)/青柳 碧人
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