いよいよ夏休みシーズン到来! みなさんはこの夏のお休みの計画はもう立てられましたか?
夏休みシーズンは、わたしのような家族持ちの人間にとってはイコール「家族サービス」の季節でもあります。
…と、「家族サービス」というこのコトバ、実はワタシの妻が最も忌み嫌う言葉のひとつなんです。
(不用意にこのコトバを口にして、何度怒られたことか…)
妻いわく、
「事務的に感じる。」
「自分が楽しめないものを嫌々やっている感がある。」
そして、
「どうせやるのなら、自分も一緒に楽しめることをやりなさい。」
…ということだそうです。
これを言われた時、わたしは「なるほどな!」と思いました。
「そうだ、サービスとは提供者と享受者の双方がWIN-WINであるべきものなのだ。」
サービスというコトバに対して、どうも「自己犠牲」「対価を求めない奉仕」というイメージを持ってしまいがちですが、決してそうではないということですね。
#妻は私の恩師です(笑)。
さてさて、前置きが長くなりました。
今回はビジネスパーソンにおける、仕事場での「サービス」というものについてお話してみたいと思います。
ビジネスパーソンであれば、多かれ少なかれ「サービス」をすることってあるでしょう。
■自分の業務範囲外のことだが、同僚に協力した。
■他部署の人に頼まれごとをして手伝った。
■取引先から頼られて、知識や労力を提供した。
…などなど。
「サービス」をする以上、あなたはその対価を求めるべきです。
おっと、「対価」なんていうといかにも下心ありありなイヤラシイ感じがしますね。
少し言い方を変えましょうか。
「サービス」をしたならば、あなたはそこから何らかのメリットを得るべきです。
さきほどの妻の言葉を借りるならば、「自分が楽しまなくては意味がない」ということになりましょうか。
そのメリットとは、以下の2つであると考えます。
-「サービス」することで得られるメリット-
1.人間関係を構築/維持することができる。
2.上司以外の人に自分のパフォーマンスを示すことができる/評価をうけることができる。
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1つ1つ見ていきましょう。
【1.人間関係を構築/維持することができる。】
言わずもがな、サービスをした相手はあなたに恩義を感じてくれるはずです。
サービスをしたことにより、相手と人間関係を構築/維持することになります。
人脈が広がる…ってやつですね。
サービスをした相手は、あなたの「味方」になってくれることでしょう。
#わたし自身、以前とても苦手な他部署の管理職がいて、相手もわたしに対して冷淡だったのですが、
その方が率いるグループの人たちに「サービス」をしたことをきっかけに、一転してわたしに好意を示してくださり味方になってくれました。
とてもうれしいでことですね。仕事を通じて生まれた、仕事場での信頼関係。理想的です。
あなたが困ったとき、助けを求めれば手助けしてくれる(=「サービス」してもらえる)チャネルを増やすことができるのです。
【2.上司以外の人に自分のパフォーマンスを示すことができる/評価をうけることができる。】
「サービス」をすることで、あなたは相手に自身の知識/能力などを示すことができます。
相手が他部署や他の会社のヒトであれば、
「○○部(○○社)にこんな高い能力を持った人がいる」
という印象を相手に与え、高評価を得ることができるかもしれません。
「ええ。そんな。上司に評価されなければ意味がないじゃん…。無駄撃ちじゃないの?」
というツッコミをされたい方、まあ聞いてください。
わたしは、上司以外の第三者に評価されるってとても価値あることだと考えています。
あなたに対するパフォーマンス評価という観点での、上司と上司以外の人との違いは何でしょうか?
■上司=「制度の枠組みの中で」「義務」であなたを評価する人
■上司以外の人(他部署/他社の人)=「制度の枠組みの外で」「自発的に」あなたを評価してくれる人
そう。
上司はあなたを義務として評価しなければならないのに対し、
上司以外の人があなたを評価するならばそれは「自発的に」してくださるのです。
これって、とても価値のあることですよね。
自ら意思をもってして、あなたという素晴らしい人材がいることを認めてくれるわけですから!
相手が役職者であれば、周囲に
「こんな素晴らしい人がいる。何かあったら協力してあげてくれ」
とオーダーを部下に落したり、
あるいは
「うちの部署(会社)にひっぱれないか?」
なんて話に発展することもあるでしょう。
このように、「サービス」の成果は直接的なあなたの人事評価等には(すぐには)結びつかなくても、
前向きな社内異動や転職につながったり、
相手や相手組織があなたの仕事を進める上での協力者になってくれたり
…と、あなたのビジネスキャリアにプラスに作用することは間違いないのです。
「ギンギラギンにさりげなく」
という歌がありましたが(古いですね…)、
ギンギラギンならずとも(ガツガツせずとも)、さりげなく自分をアピールして評価してもらえるチャンスなのです。
#ちなみに、わたしの過去の3回の異動のうち、2回はこのパターンです。
#どの異動も、自分の行きたい部署に行けたので大変満足しています。
「サービス」をすることで、あなたはこのようなメリットを得ることができるのです。
…というか、
メリット、得て下さい!!
(#これが、今回私がもっとも伝えたいことです。)
サービスしっぱなしで終わっていないですか?
あなたは、単なる「いい人」で終わってしまっていないですか?
それは大変もったいないことです。
なにも、ガツガツと周りに恩を売れといっているのではありません。
今まで通り、ちょっとした親切心からサービスをすればいいでしょう。
ただ、得るものは得るべきです。
なんたって、職場は「ビジネス」の場なんですから!
「ああ、サービスしたな」と思ったら、相手との関係維持を意識しましょう。そしてメリットを刈り取りましょう。
こう考えてみると大切なのは、
(1)サービスをしたことを覚えておく、記憶力
そして
(2)サービス→人間関係の構築と維持につなげられる、ネットワーキング力
なんだろうと思います。
この2つがあって、はじめてWIN-WINが生まれる。そういうことだと思います。
「そんなこといわれたって、相手にサービスできるようなネタなんてないよ…」
と自信喪失されている方。
大丈夫です!
まず今はじめるべきことは、いざあなたが人から頼られたときに「サービス」できるように、
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(1)自分にどんな情報/ノウハウ/能力があるのか棚卸整理しておくこと。
(2)(1)をあなたが保有していることを、周りが知っているかを確認すること。
(周りがあなたの資質を知らなければ、そもそもあなたを頼って来ようがないですからね。)
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この2つではないでしょうか?
(1)については、わたしが今年から開催している
「キャリアマネジメント研修」
を通じて詳しくお話したいと思います。
(次回(第5回)は秋ころに開催しようかなぁ…と思っています。)
(2)については、次号の「あまねnote」でお話したいと思います!
さあ、明日からみなさんもご一緒に「サービス、サービスぅ!」
次号では、「想いは伝わらない」ということについてお話したいと思います。
それでは、また!
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