「『泥臭い』人が欲しいです。」
何年か前のこと。
「プロジェクトチームに、どんな人が欲しい?」
と上司から聞かれたときに、わたしが発した一言です。
当時わたしは、
会社であるシステムプロジェクトのリーダーを任されていました。
社内8,000名近くのユーザーの仕事のやり方を変えることになる、大プロジェクト。
このプロジェクトを成功させるためには、現場(ユーザー)との密なコミュニケーションが欠かせません。
さりとてプロジェクトメンバーが足りない。
よってメンバーを新たに他部署から異動させて補う必要があったのです。
わたしはこう続けました。
「分析や戦略に長けたコンサルのような人はいらないです。」
「むしろ、現場の人たちとじっくりコミュニケーションし、一緒に汗をかいてくれる『泥臭い』人がこのプロジェクトに必要です。」
「わかった『泥臭い』人ね。探してみるよ。」
と上司。
この『泥臭い』というキーワードが、
相手方(異動元)の管理職、事業部長などの決裁者にも駆け巡り…
数ヵ月後、
素晴らしく『泥臭い』メンバーがわたしのもとに異動してきてくれました。
おかげで、この大規模プロジェクトは成功。
「あの時『泥臭い』人を要求してよかったな。」
ってつくづく思いました。
ものごとを要求をするとき、相手に「キーワード」を伝えましょう。
「キーワード」は、
その場にいないキーパーソン(この場合は相手方の管理職や事業部長)に伝わりやすく、
あなたの要求を満たす助けとなるでしょう。
以上、シンプルコミュニケーションの法則、
その4.「りさすき」の法則の「き(「キーワード」)」の事例でした。
■「りさすき」の法則の「き」
http://ameblo.jp/amane-sawatari/entry-11818618711.html
~Simple communication makes your life happy.~
シンプルコミュニケーション塾
沢渡 あまね
