ざくろ~色々な読み解き(心に降りてくる言葉) | 在り方をととのえる/天眞音・クルール※天と地を繋ぐ・結ぶ人~スピリチュアルは生きること・日常そのもの~

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「天眞音・クルール(アマネ・クルール)」は、在り方をととのえるための方法をお伝えしている女性専用サロンです。
氣付きやサイン、メッセージ等はいつでも日常に溢れています。
それを受け取ることのできる心と身体の器・在り方をととのえて参りましょう。

ランダムに・氣まぐれに。
本日も、私の心に降ってきた言葉やエネルギーを、お届けいたします。


当ブログにお立ち寄りくださり、ありがとうございます。
Amane-Couleur(アマネ・クルール)眞樹子です。


これまたいろいろな含みのある内容で…汗
 

 

ざくろの実はなり
ざくろの実は割れ
地に垂れ芽吹く


【私の所感】
今回の所感はちと長めになってしまいました汗
メッセージから複数の意味合い・重なりを感じましたので、脳内に思い浮かぶままに、順に綴ってみたいと思います。
※ひとまずアウトプットのみ。

 

「ざくろ」 という比喩

ざくろに限らずではありますが、「木の実・果実」 は生長のプロセスに於いて、陰陽五行説の要素が集約されています。

種が土からの養分を受け (土) 、太陽の光 (火)と 雨などの水分 (水) の恵みを受けながら、樹木として成長し (木)、木の実・果実が実る (金) ※金≒豊かさの象徴でもあり ”成果” でもある。

五行説では、この世に存在するすべてのものは 「木・火・土・金・水」 の5つに分類しており、それらの要素が相互に助け合い・抑え合うことでバランスを保っている・調和しているという考え方となります。

つまりは、この世の中のすべて。

更にはざくろって、御人的にはなんとなく 「女性・女性性」 のイメージがあります。

後ほど綴りますが ”鬼子母神” のイメージがあったのと 、一つの果実の中にたくさんの実がなっている様子から、世界各所で 「子宝・子孫繁栄」 の象徴とされている…ということを、以前に聞いたことがあるからです。

もう一つ、ざくろは古くから 「女性の果実」 とも呼ばれているようです。

なんでも、女性ホルモンと似ている成分が含まれているんだとか。(エストロゲン?だったかな。それに似ている成分が含まれている。)

他にも比喩になっていることはあるかと思いますが、ひとまず私が感じたのは、「この世のすべての要素」 そして 「女性・女性性」 です。

 

音が伴う複数の意味

今回のメッセージは、文字起こしした際に漢字と仮名が混じっている内容になったのですが、「音・響き」 だけを見ると、いくつか別の表記に変換できることが分かります。

例えば、”実” は 「身、視、未」、”なり” は 「成、鳴」、”割れ” は 「我、吾和霊」、”地” は 「知、智、血、治」、”垂れ” は 「足れ、誰」…など。
※あくまでも一例です。

そうしますと、同じ音・響きでありながら、一例としてはこんな風に変換することも可能です。

ざくろの身は成り ざくろの身は我 地に足れ芽吹く

上記の他にも、色々な変換の方法があるかと思いますが、前項のざくろが比喩するものとの繋がりで、更に解釈と意味合いに広がりが出てくると思います。

同音異義語が、こんなにもある言語って、なかなか他にはないと思います。

そういう意味でも、日本語というのはとても奥深いと感じます。

※余談ですが、画像検索をしていてたまたま出会った漢字。この一文字で84画あり、「たいと」 と読むそうです。日本で苗字・名前として用いられたとされる国字だそうで、「雲3つ」 からなる漢字・たい※雲の意 と、「龍3つ」 からなる漢字・とう※龍が行くの意 これらの合字なんですって。

 

花言葉

ざくろの花言葉って、いくつかの意味があるのですが、それが以下のもの。

■ ざくろ全体…円熟した優雅さ、子孫の守護
■ ざくろの花…成熟した美しさ
■ ざくろの樹…互いを思う
■ ざくろの実…① 愚かしさ ② 統合 (integration)
※花言葉も諸説ありますので、ご参考程度で。

円熟した優雅さって、付け焼刃では表現できないもの。(内面から湧き出てくるもの≒在り方そのものだから、誤魔化しがきかない。)

ここから、今回のメッセージは 「女性の在り方」 について問われているのかなとも感じます。

それと同時に、「互いを思う」 もそうですが、これからの社会の流れを示唆してるようにも感じます。(フラットであり協動)

そうするためには、成熟していること・大人であること (つまりは自立・自律) も、同時に求められている筈ですから。

※ざくろの花と実

ざくろの実②の 「統合」 ですが、これは一昨年末くらいから何度かブログでも綴っておりますが、一人一人の内側で起こっている ”分断” を、しっかりと引き受け統合することを、今一度念押ししているのだなぁと感じます。

見てみぬふりをしない、「イヤだ・汚い・見たくない」 と思っていることでさえ、自分を構成する要素の一部になっているのだから、あるということを引き受けるということ。

引き受けたうえで、それを表に出す・出さないを ”決める” のは自分自身。(引き受けずに隠したり押さえつけようとすると、その存在に氣付いてほしいから、暴走し出すんですよ。だから、あるものは ”ある” と受け留めることが肝要。)

在るもの・特性や才能はすべて出す・出し切るのが基本ではありますが、何を出して・何を出さないかを取捨選択するのは 「ワタシ」 ですからね。

※ざくろの実①の 「愚かしさ」 については、この次の項目で別途記載させていただきます。

 

ギリシャ神話と冥王星逆行

前出の花言葉のうち、ざくろの実① 「愚かしさ」 の元ネタになっているのが、ギリシャ神話です。

冥界の果実(ギリシャ神話より)

冥界の神・ハデスは、ゼウス (全知全能の神) とデメテル (豊穣の神) の娘であるペルセポネに恋をしました。

ある日ハデスは、花を摘んでいたペルセポネを、妻にするため略奪して冥界に連れ去ってしまいます。

母・デメテルは娘を探し、太陽神・ヘリオスからペルセポネの居場所を聞き出たのですが、同時に、ハデスとペルセポネの結婚 (略奪行為) は、夫であるゼウスが関与していたことを知ってしまいます。

この略奪が夫公認のものであったことに激怒したデメテルは、自らの仕事 (豊穣の神の仕事) を放棄してしまいます。(※つまり地上では不作続き・大凶作となります。)

一方、冥界でハデスの勧めにより、ペルセポネは 「ザクロの実」 を食べたのですが、冥界のルールで 「冥界の食物を食べた者は、冥界に属する」 という神々の取り決めがあったため、食べた実の数の分だけ、冥界に留まらなければならなくなります。

ペルセポネは一年のうち三分の二を地上で、残りを冥界で過ごすことになり、その間、豊穣神の母・デメテルが嘆き悲しむことで、穀物がまったく育たない ”冬” という季節が生まれた (これが四季の始まり) と云われています。


世の東西を問わず、神話に出てくる神様って、傍若無人といいますか、ストーリーを読みながら 「ヲイヲイ…汗」 とツッコミどころ満載の内容のものが案外多いです^^;

お花を摘んでるときにいきなり略奪された身のベルセポネは、ずっとハデスを拒み続けていたようですが、ハデスから丁重に扱われていたことと、何よりも空腹に耐えかねて、差し出されたザクロの実の中の一部を食べてしまったんですよね。

ハデス、策略家だわw

ギリシャ神話では、このざくろを 「うっかり食べてしまった」 ベルセポネをさして ”愚かさ” と言っているようなのですが、個人的には 「愚かさって、そこなのか?」 と思ってしまうのですが…笑

ざくろを通じて思い浮かんだギリシャ神話ではありますが、ここで出てくるハデスは 「冥界の神」。

折しも4月28日から、「冥王星の逆行」 がスタートしており、そのタイミングでのざくろメッセージに繋がりを感じるのも、自然な流れじゃございませんか?(え?こじつけ?笑)

※冥王星って英語で 「Pluto」 って言いますねん。

余談ではありますが、冥王星の逆行は、4月28日~10月7日までの約5か月間。

冥王星の性質は、「破壊と再生」 ですから、この期間中は、一人一人の内側で起こる 「破壊と再生」 が少々停滞しているように感じたり、自分の魂が本当に求めていることが分からなくなったりするかもしれません。

ただそれは、目に見える表層的なレベルのことであって、より深いレベルでの前進や進化の欲求は内側でむしろ強まっている筈なので、目先の動きに一喜一憂するのではなく、淡々と粛々と、変化 (破壊と再生) のプロセスを楽しんでいただけたらと思います。

 

日本では鬼子母神伝説も

ギリシャ神話のほか、日本でも鬼子母神伝説というものがあり、そちらのイメージもありました。

 

とても懐かしい漫画ですが、小学生の頃かな? (たぶん) に読んだ高階良子さんの漫画  「赤い沼 」 のイメージが、何故か鮮明に残っているんですよね。

 

ちなみに、この漫画の中でも歌われている童謡 ”かごめかごめ” も、謎多き…というか、暗号的な・キーワードの散りばめられている童歌という印象を持っています。

ここでのキーワードも女性・女性性であり、「子供」 にも掛かって参りますし、花言葉の 「子孫の守護」 にも繋がります。

ということで。
文字起こししてみると、思った以上に長くなってしまいました。

キーワードとしては短いものであっても、そこに含まれるメッセージは、実に多様性を伴っております。

そしてその時に、深掘りしたり引き出す鍵となるのが、自分自身のこれまでの ”知識や経験” です。

その経験という引き出しが、キーワードを読み解く鍵にもなりますし、更なる広がりや次へのキーワードやメッセージを繋げる 「ハブ」 のような役割もしています。

そんな経験も知識もないわ…と感じる方が、もし、いらっしゃるようでしたら、せっかくこの便利な世の中・時代に生まれてきているのですから、ぜひご自身で氣になるワードやメッセージを 「検索」 してみてください。

同じキーワードであっても、検索するタイミングが変われば、目に入る検索結果も面白いくらいに変わります。

今回は長々と、私自身がメッセージを受け取った・その後の紐解きの一部を綴って参りましたが、ご自身が受取ったキーワードやメッセージを紐解く際の参考にしていただけたら嬉しいです^^

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これはあくまでも、私の所感。
メッセージをどう感じて受け取るのかは、いつでも!一人一人の手に委ねられておりますよ。

※そういえば 「ざくろ」 って食べたことがないな。私自身、果実とか木の実系は苦手なので、当然っちゃー当然ですが。※あ、でもナッツ類は好きだな←どーでもいい話…^^;

 

いつも最後までお読みくださり、ありがとうございます。
どなた様も日々の生活をイキイキと、心穏やかにお過ごしくださいますように…☆

 

 

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