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「んぅ・・・っぁ・・・///」


たぶん智さんの部屋へ

連れてこられて

中に入った途端、

唇を塞がれた。


強引に唇を割られ

智さんの舌が口内を侵す。


「ま・・・って・・・ぁん///」


「嫌だ」


地を這うような低い声に

背筋はゾクッとし

奥は甘く疼く。


「カズ」


俺の名前を呼んで

首筋に口付ける。

血を求めるその仕草に

体温は更に上がった気がする。


「んッ・・・!」


首筋に牙が喰い込み

熱い舌がその肌を這う。


「ッぁ・・・///・・・ん、んぅ・・・///」


以前のように

他の匂いを付けた訳じゃない。

それなのに

なぜ怒ってるのか聞きたい。


でも、キスや噛み跡を這う舌が注ぐ

媚薬のようなそれが

快楽だけを追え、と俺を誘って

口から漏れるのは喘ぐ声だけ。


「んふふ・・・腰、揺れてる」


「ぁ・・・だって・・・っ///」


「ん?」


だって、この部屋に入ってから

智さんはキスと吸血だけしかしてくれない。


智さんに触れて貰えないままの躰は

もう限界で、

触れて欲しくて堪らない。


「んぅ・・・っ智さん・・・おねがい、触って・・・」


「俺でいいの・・・?ジュンやショウじゃなくて」


「やだ・・・っ///

さとがいい・・・さとじゃなきゃ、やだ」


なんで今

ジュンさんと翔さんの名前が出てくるのか

わかんない。

触れて欲しいのは智さんだけなのに。

そう思ったら

涙が溢れてた。


「カズ、悪かった。泣かないでくれ


「だって・・・さとが・・・」


言いかけた唇は智さんので塞がれた。

そのまま抱き上げられて

智さんが耳元で囁いた。


「どうして欲しい・・・?」