訪れてくださる
やさしいあなたへ
いつもありがとうございます。
今日も夢のおはなしです。
夢で過去や未来に行けるとしたら
あなたはどこへ行き、何を見たいですか?
わたしの夢の体験をすこしだけシェアさせて頂きます。
変わった夢だと感じる方は
軽い気持ちでお読みください。
はじめに
夢の中の「夢の案内人」が
どんな人かをご説明しますね。
長い髪を後ろで一つに束ねて
すその広がった黒の長いスカートと
黒の短い丈のジャケットを着ています。
小顔できゃしゃな女の人です。
「こちらへどうぞ」
わたしは案内されて、
えんじ色のビロードのカーテンで仕切られた
廊下を延々(えんえん)と歩きます。
ときどき、カーテンが途切れ
その隙間から風が吹いたりします。
その風にあたると、なつかしいような
心地いい気持ちになって
そのたびに立ち止まり、
夢の中なのにぼんやりと眠くなります。
「そこではありません、いく場所はもう少し先ですから。」
そのまま案内人についていくと
いつのまにか2人は丘の上に立っており
目の前には行先(町の景色など)が広がっている。
と、毎回こんなふうに案内してくれるのです。
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前置きがながくなってしまいました。
=未来へ行ったり来たりする、の巻=
子供のころ見た夢を
何十年も経ち大人になってから
急に思い出す、ということがあります。
数年前まで19年を一緒に暮らした
猫(ヒマラヤン)がいました。
(すでに猫の天使になりました)
その猫との暮らしを
幼稚園の時にもう知っていた、という
(しんじられないかもしれないけどほんとの)お話しです。
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「好きな動物はなんですか?
好きな動物を描いてみましょう!」
幼稚園のクラスのお題だったと思います。
6歳のわたしは画用紙いっぱいに
ふわふわのけむくじゃらの小さな獣(けもの)を
描きました。顔の真ん中と手足の先だけが
色が濃くて、そこをクレパスで塗りつぶしていました。
横には女の子がいて一緒に仲良く手をつないでいます。
今思えば、それはヒマラヤンという長毛種の猫でしたが
当時はまわりに三毛猫とか
短毛種の猫しかいなかったし、外国由来の
気の利いた猫の図鑑もなかったので
どこでヒマラヤンを知ったのかはわかりません。
先生やまわりの人はパンダかな~、と言っていました。
わたしも猫とは知らなかったはずですが
猫の脇に「ニャー」と書いていましたから
猫とわかっていたのかもしれません。。
不思議です。わかりません。
私はその猫の絵が気に入っていて
同じ絵を毎日描いていました。
まわりにハートや★星や
花や蝶々など書き添えて
顔の真ん中が黒い猫と手をつないだ
女の子の絵を。
そんなことがあったことも忘れ
大人になり私は猫に出逢いました。
グレーの毛並で顔の真ん中が濃い色で
手足の先だけ濃い色の長毛種「ヒマラヤン」です。
小さなパンダのようなりりしい毛並の猫でした。
19年間のパートナーでした。
猫の一生をまっとうして彼はすでに天使になりましたが
その時に、ふと子供のころの絵を思い出しながら
あの時、すでにこの子に出逢うことを知っていたのかなあ? とか
言霊が効いてそのとおりに未来で実現させたのかな、と考えたりしました。
しかし、その夜の夢に
「夢の案内人」が現れ、こう言ったのです。
「あなたは覚えていませんか?
あの6歳の頃、わたしと未来へ行ったことを。」
すっかり忘れていました。
そして、そういわれるとその時の夢を
ぼんやり思い出してきました。
「猫との暮らしの一部始終を見て、
未来の猫の姿もその時の夢で知ったのですよ。」
子供の頃、
ヒマラヤンの絵を描き続けていたのは
夢で未来の生活を見に行った時の
その姿を思い出して書いていた、
ということなのでした。
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最後までお読みいただき
ありがとうございます。
しんじられないような夢のはなし
いかがだったでしょうか?
夢(ゆめ)と現実(うつつ)は紙一重(かみひとえ)
ともいいます。
花粉が飛び交いますが
太陽は今日も元気です。
今日もすてきな一日を
おすごしください。
愛と感謝と笑顔をこめて