以前のブログ記事で、息子がいじめられたことがあったとお話ししました。

小学生の時、クラブの親からいじめられました。

 

 

小学校4年生になってくると

 

 


小学校4年生の県大会でも優勝しちゃいました。

この頃になってくると、息子も僕たち親も、もっと頑張りたいよね、って思っていました。

しかし、相変わらず、息子はいじめられるんですよね。

応援してくれる方もたくさんいたんですけど、いじめられるってキツイんですよね。

成績が良いからいじめられるのは、納得ができないんですよ。

ずっと、そんな日が続いていたんですが、4年生から若い優秀なコーチにみてもらえたんです。

このことも以下の記事に書いてあります。


同じスキークラブなんだからさ、楽しくやろうよ

 

 

 

コーチから最初の指導にはビックリ


今でも忘れられないんですが、コーチから最初に、言われたことがあります。

なんで?って思いませんか?

だって、スキーのコーチなのに、勉強でもクラスで一番を目指しましょうって、どんな意味があるのか?僕には、全然話からなかったので、聞いてみました。

すると、

「スキーは年代別に大会カテゴリがよくあるので、どの大会も強い子は出てくるんですよ。」

「何かの大会で息子がA君に負けたとしましょう。すると、また違う大会でA君も出てくる。」

「今日の試合は、A君が出ているから、俺は、二番かなと思ってしまうんですよね。」

「クラスでも同じなんですよ。体育は、俺が一番だけど、算数は、五番かなって。」

「なぜ五番かっていうと、クラスの中で算数に強い子がいるので、最初から無理だと考えてしまうんです。」

「なので、苦手な科目でも頑張って、一番になることができたら、その体験がスキーの試合でも生きてくるんですよ。」

と笑顔で言うんですね。

僕は、その話を聞いて、なるほどね、って思いました。

 

コーチにいじめの話をした時の答え


僕は、コーチに、息子が他の親御さんや親コーチに、嫌味を言われている、いじめのようなことがあると打ち明けたら、コーチは、

「お父さん、気にする必要はありませんよ。」

「息子さんの成績が羨ましいだけなんですよ。」

「あと、1〜2年したら、なくなりますよ。」

とはっきりと言うんですね。

さらに、「出る杭は打たれるんですが、出過ぎた杭は打たれませんから。」って。

この言葉に救われました。

 

4年生のバッジテストはどうする?


息子は、3年生の時に、子供の1級を取ってしまっていました。

ですから、子供たちが参加する、バッジテストには、出ることができないんですよね。

また、バッジテストの間に、デモンストレーション?みたいに滑ってくれと頼まれてもいました。

これは、バッジテストの前に、数名が、見本のように滑るんですね。バッジテストを受ける子供達の前で。

これはこれで名誉なことではあるんですが、どうやら息子は、自分が挑戦できないことが寂しかったようです。

 

大人の1級に挑戦してみることに


寂しそうにしていた息子ですが、ある日、練習から帰ってきて

「お父さん、子供の1級を持っていると、大人の1級を受けることができるんだって!!」

と目を輝かせて言うんですよ。

そして、

「挑戦したいんだけど、いい?」

と。

息子が嬉しそうに言っているので、挑戦させたいとは思ったんです。

しかし、大人の1級って、相当なレベルなんですよね。

まして、大人のバッジテストを受ける受験料は、8,000円ぐらいするんです。子供の時は、3,000円ぐらいだったので倍以上。

息子がやりたいと言うので、8,000円は痛いけど、仕方ないかと挑戦させることにしました。

 

チャレンジの結果は大変なことに


子供のバッジテストは、1〜2本滑って終わるんですが、大人の1級は、様々な斜面で何本も滑るんです。ロングターン、ショートターン、コブ斜面など。

なので、1日かかってしまうので、お弁当を持たせて、挑戦させました。

記憶が曖昧なんですが、受験者は、30名ぐらいいたでしょうか?

僕は、結果発表がある時間にスキー場まで行って、一緒に結果を聞くことにしたんですね。

すると、まず、今回の合格者の総人数が言われるんですね。その人数、なんと、3名。

やはり、大人の1級は、相当レベルが高いんだなと普通に思ったことを覚えています。

そして、三番目の得点者から発表されることがわかりました。

三番目の得点者が発表された時、息子の名前が呼ばれないので、ダメだなって思ったんですよ。

二番目の方が呼ばれても、息子の名前はない。当たり前ですよね。大人の1級ですから。

そして、最後の、受験者の中のナンバー1が呼ばれるときには、僕は、帰り支度も終わっていたので、聞くまでもないと思っていたら、なんと、息子の名前が呼ばれたんです。

その場にいた参加者さん30名ぐらいが、おおお!!と、すげー、おめでとうって、大きな拍手をしてくれるんですね。

僕は、スキーって、まだまだ詳しくなかったので、それが本当にすごいことだって言うのが、参加者さんの拍手で知ったんです。

 

ちなみに・・・


二番目の得点者は、同じスキークラブの大人のお兄さんでした。

彼は、息子に負けたことが悔しかったらしいのですが、数日後、ヤツには一生勝てないですよ、って言っていました。

 

 

LINE友だち募集中

子育ては、一人で悩んでいても解決しない問題がありますよね。

LINE登録していただくと、アマン流子育ての極意をまとめたpdfをプレゼントさせていただいています。

また、毎月限定3名のスペシャルな特典も用意してありますよ。