『14歳からの戦争のリアル』 | 雨宮処凛オフィシャルブログ Powered by Ameba

『14歳からの戦争のリアル』



7月27日(都内書店は25日)、新刊『14歳からの戦争のリアル』が河出書房新社より出版されます!
昨年7月、集団的自衛権行使容認の閣議決定がなされてからすぐに企画し、様々な方に取材を重ねて書き下ろした一冊です。
ぜひ、多くの人に読んでほしいです!

ということで、以下、帯より。

集団的自衛権ってなに?
戦争の民営化ってなに?
「戦争できる国」って、どういうこと?
イラク、アフガン、太平洋戦争一一一。"戦場"を体験した人たち、それぞれのリアル。
おそらく、日本で一番わかりやすい「戦争」の本

第1章
イラク戦争に行った元兵士の告白
元アメリカ海兵隊員 ロス・カプーティさんに聞くイラク戦争のリアル

第2章 
24歳が経験した太平洋戦争
俳人 金子兜太さんに聞くあの戦争のリアル

第3章
戦争の現場で起きていること
ボランティア活動家 高遠菜穂子さんに聞く戦場で生きる人々のリアル

第4章
戦争を終わらせる方法
紛争屋 伊勢崎賢治さんに聞く各国紛争地のリアル

第5章
月収13万円、料理人、派遣先・イラク
ジャーナリスト 安田純平さんに聞く戦場出稼ぎ労働のリアル

第6章
徴兵拒否でフランスに逃げた若者
亡命者 イ・イェダさんに聞く韓国徴兵制のリアル

第7章
集団的自衛権ってなに?
元自衛官 泥憲和さんに聞く自衛隊のリアル

第8章
女優が見た戦争
女優 赤木春恵さんに聞く戦争のリアル

著者からのメッセージとして、以下の言葉を書きました。

「大切なもの。大切な人。時々退屈でくだらないけど愛おしかったりする毎日。
それを大切にし続けたいあなたに送ります。」

いろんな方にお話をうかがいました。
戦争について、知らないことばかりでした。
そして、戦争を経験した人々は、「知らなかった」ことを時に猛烈に恥じ、そして時に自分を責めていました。
戦場を見てきた人たちの、いろんな声が詰まっています。
そしてこの本が出版されるというこの時に、本書で取材させて頂いた安田純平さんは「シリアで消息不明」と報道されています。とても心配です。。

8月3日には、ロフトプラスワンにて本書の出版記念イベントを開催します。
ゲストは参議院の安保特別委員会の委員でもある山本太郎議員。
そして本書にご登場して頂いている泥憲和さん。
そしてそして、SEALDsメンバーも登場!
詳細はこちらで☆

この日、これからできること、すべきことをみんなで話し合えたらと思っています。