徴兵が嫌でフランスに亡命した22歳の韓国人男子を日本に呼び、いろいろ交流しまくる計画! | 雨宮処凛オフィシャルブログ Powered by Ameba

徴兵が嫌でフランスに亡命した22歳の韓国人男子を日本に呼び、いろいろ交流しまくる計画!

 昨日、日比谷野音で開催された「戦争させない! 9条壊すな! 総がかり行動」に参加された皆さん、お疲れさまでした!
 すごい熱気でしたね。
 報道されている通り、5500人が参加。野音の会場に入りきれない人続出だったようで、改めて、「集団的自衛権行使容認」に対する危機感を多くの人と共有しました。




 そこで、東京新聞の「奨学金返済に『防衛省で就業体験』」という記事を示しながらスピーチさせて頂きましたが(米軍が奨学金をエサに若者を軍隊にリクルートしているのと同じ構造では?ということで)、もうひとつ、お話させて頂いたことがあります。
 それは「アジアの人たちと積極的に連帯しよう」ということ。
 で、16日から一人の「亡命者」を日本に呼ぶことを話させて頂きました。
 その方は、韓国人のイ・イェダさん。22歳。男性。


イェダさん


 徴兵制がある韓国で、入隊2ヶ月前に日本円にして6万円程度だけ持ってフランスに渡り、一時はホームレス状態になりながらもフランスへの「亡命」を勝ち取った若者です。
 イェダさんについては、「マガジン9」で書かせて頂いたので、ぜひ、ご一読を。


 昨年末、特定秘密保護法が成立し、今年7月、集団的自衛権行使容認が閣議決定されました。
 そんな状況の中、「徴兵が嫌で」亡命までした韓国の若者とともに、軍隊や戦争、そして日本より自殺率が高く、日本より非正規雇用率が高い韓国と、日本の「生きづらさ」について、語り尽くしたいと思っています。

 この計画は、今年の終戦の日、私の「同志」の一人である韓国の友人と高円寺の寿司屋で飲んでいる時に浮上しました。
 イェダさんは日本語ができるのですぐに電話し、「日本に来てほしい!」と思いを伝えました。
 私と韓国の友人の「妄想」でしかなかった「亡命者」を日本に呼ぶという計画。
 それから猛スピードで準備を進め、今、多くの人に協力して頂き、イベントなどが着々と決まってきました。
 こんな機会、滅多にありません。
 ぜひ、以下のイベントに参加して、イェダさんと交流しましょう! 日本語できるので大丈夫です。
 私もまだ会ったことないけど、徴兵拒否で亡命する人に悪い人はいない気がする!
 ていうか、「命を殺したくない」から徴兵拒否とか、あまりにも真っ当!
 そして今はパリでベーグル職人!
 もうどうせだったら「イェダさんのベーグル教室」とかもやってみたい!!
 誰か、キッチン貸して!!
 でも私、ベーグルあんまり好きじゃない(なんかオサレな人しか食べちゃいけない食べ物って気がする・・・。ベーグル屋さんとか見るたびに、「お前は隅で甘食とか食ってろ」って言われてる気がするんだけど、幻聴?)!!

 ちなみにイェダさんは亡命してからずっと韓国の家族には会っていません。
 そして今回、日本で韓国の家族と2年ぶりくらいに再開!!
 なんか感動的!

 ということで、以下、イェダさんに会えるイベントなどなど。
 もちろん私も全部参加。
 来てね☆

 9月19日 高円寺パンディット 19時~ 
 9月20日 マガ9学校 18時~ 

 また、9月18日のこのイベントにもイェダさんを連れていく予定。発言してもらおうと思ってます。
 そして9月20日昼12時頃からはデモクラTVに生出演!

 他にもいろいろ企画中!

 イェダさんを交えて、いろんな話をしましょう!
 そしていろんな「反撃」の計画を立てましょう!!