いつか君が瞳に灯す愛の光が時を越えて
滅び急ぐ世界の夢を確かに一つ壊すだろう
躊躇いを飲み干して君が望むモノは何?
こんな欲深い憧れの行方に儚い明日はあるの?
子供の頃夢に見てた古(いにしえ)の魔法のように
闇さえ砕く力で微笑む君に会いたい
怯えるこの手の中には手折られた花の勇気
想いだけが頼る全て
光を呼び覚ます願い
いつか君も誰かの為に強い力を望むのだろう
愛が胸を捉えた夜に未知の言葉が生まれて来る
迷わずに行けるならこの身が砕けてもいいわ
いつも目の前の哀しみに立ち向かう為の呪文が欲しい
二人が出会う奇跡を勝ち取る為に進むわ
怯えるこの手の中には手折られた花の刃(やいば)
想いだけが生きる全て
心に振りかざす願い
囚われた太陽の輝く
不思議の国の本が好きだった頃
願いはきっと叶うと教えるお伽噺を信じた
(光と影の中)
静かに咲き乱れていた古の魔法優しく
世界を変える力がその手にあると囁く
終わらない夢を見よう 君と行く時の中で
想いだけが生きる全て
命を作るのは願い
作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記
歌:Kalafina