2018年3月11日


アウシュヴィッツ平和博物館は今から約18年前、(2018年当時)福島県白河市に開館した博物館です



CYMERA_20190312_144500


アウシュヴィッツに関する書物は
「夜と霧」を始め、子供に向けての絵本形式
「なぜ、おきたのか?」など数冊を読んでいます
(一時期アウシュヴィッツ関連の書物を集めていたのだった。)
CYMERA_20190312_144528


CYMERA_20190312_144628


私がアウシュヴィッツについて知ったのは小学校5年生の時 

父の持っている世界ノンフィクション大全の一冊

「アウシュヴィッツの5本の煙突」

読んだことからでした
CYMERA_20190312_144704


その時からアウシュヴィッツは常に自分から離れません

福島県に博物館があることはずっと前から知っていたのに、訪れずにいました
何故だろう?

きっと文字を読むだけでその全貌をわかったつもりになっていたからだと思います



博物館ではまず、アウシュヴィッツで行なわれた
信じ難い非道の数々をまとめた20分ほどの映像を観てから展示を拝見します

CYMERA_20190312_144754



展示は主にパネルによる写真と説明です

CYMERA_20190312_144842


CYMERA_20190312_144902




関連書籍が販売されていたので購入してきました

CYMERA_20190312_145007



他にもポーランド国立アウシュヴィッツ博物館から提供された犠牲者の遺品、囚人服等の展示もあります

写真撮影は許可されましたが思うところがあり
撮影した写真は冒頭の一部を除いて削除しました

でもこれだけは残したいと思います

命”のビザを…


迫害されるユダヤ人たちにビザを発給し続けた

杉原千畝氏(1900年〜1986年)

CYMERA_20190312_145036


CYMERA_20190312_145107


ユダヤ人の命を救ったビザ


1940年、リトアニアの日本領事代表だった杉原千畝氏は
ナチスの迫害を逃れてヨーロッパから脱出しようとしていたユダヤ人難民に対して、外務省に背き日本を通過するためのビザを発給しました

彼のビザによって命を救われたユダヤ人は六千人と言われています

彼のこの行為は権限を逸脱するものとして左遷が決まりましたが
彼は領事館を出るぎりぎりまで、自宅の台所や、出発する列車の窓からも手書きのビザを発給し続けたのです

凄いや!日本人!!



🏛認定特定非営利活動法人 アウシュヴィッツ平和博物館

20190312_1452_32233

福島県白河市白坂三輪台245

✆0248ー28ー2108