2018年3月11日
アウシュヴィッツ平和博物館は今から約18年前、(2018年当時)福島県白河市に開館した博物館です
アウシュヴィッツに関する書物は
「夜と霧」を始め、子供に向けての絵本形式
「なぜ、おきたのか?」など数冊を読んでいます
(一時期アウシュヴィッツ関連の書物を集めていたのだった。)
その時からアウシュヴィッツは常に自分から離れません
福島県に博物館があることはずっと前から知っていたのに、訪れずにいました
何故だろう?
きっと文字を読むだけでその全貌をわかったつもりになっていたからだと思います
博物館ではまず、アウシュヴィッツで行なわれた
信じ難い非道の数々をまとめた20分ほどの映像を観てから展示を拝見します
他にもポーランド国立アウシュヴィッツ博物館から提供された犠牲者の遺品、囚人服等の展示もあります
写真撮影は許可されましたが思うところがあり
撮影した写真は冒頭の一部を除いて削除しました
でもこれだけは残したいと思います
“命”のビザを…
迫害されるユダヤ人たちにビザを発給し続けた
ユダヤ人の命を救ったビザ
1940年、リトアニアの日本領事代表だった杉原千畝氏は
ナチスの迫害を逃れてヨーロッパから脱出しようとしていたユダヤ人難民に対して、外務省に背き日本を通過するためのビザを発給しました
彼のビザによって命を救われたユダヤ人は六千人と言われています
彼のこの行為は権限を逸脱するものとして左遷が決まりましたが
彼は領事館を出るぎりぎりまで、自宅の台所や、出発する列車の窓からも手書きのビザを発給し続けたのです
福島県白河市白坂三輪台245
✆0248ー28ー2108