こんばんは、天宮です!
また新たな一週間の始まりですね
寒い冬・その寒さもあとひと月ちょいの辛抱よ、皆様!
春は必ずやって来る!ということで、今日の天宮ブログは恒例となった別サイト掲載記事のコピーです
2018年、2021年の日記となります
2018年9月23日
会津若松市内には沢山の神社仏閣が鎮座しています
その中で田中稲荷神社に詣でようと思ったのは
昭和なつかし館の近くにあるから、という理由もありましたが
田中稲荷神社が日本では有数の「土蔵造り」の神社である事が大きいです
「土蔵造り」の神社は日本には二社、そのうちのひとつは京都にあります(…の、ハズであった)
【御由緒】
創建は定かではなく、長久三年(1042年)に社殿が建てられたと一説にあります
御由緒によると、至徳元年(1384年)当時の会津領主が城を建てようと何度か縄張りをしたのはいいが…
これ!といったものが無かったため田中稲荷神社に祈願をした…
〘縄張り=縄張 城の配置図
縄張によって城の良し悪しが決まると言う〙
祈願後、夢から御告げを受けた領主が起きて外に出ると薄く積もった雪の上、狐の足跡が…
領主が狐の足跡をもとに縄張りをしたら立派なお城が出来ました、とのことです(かなり端折ってすみません)
このことで領主・葦名若狭守直盛公、田中稲荷神社を勧請(かんじょう)して
〘勧請=神仏の分け御霊を他の地に移して祀ること〙城の守護神としました
その守護神が鶴ヶ城稲荷神社です
【拝殿】
火災で何度か焼け落ちているため明治32年、耐火性のある京都の「土蔵造り」の神社に倣って再建された珍しい「土蔵造り」の拝殿です
日本に二社、京都とこの田中稲荷神社にしか「土蔵造り」の拝殿はありません
いつものようにご挨拶をして拝殿を撮影
しかし…何か「斜めって」いる
終いに参道のど真ん中に立って←これは神様に失礼です
撮影したのがこの写真ですが、斜めっています
罰当たりをかましたのに判らない、何故だ??
よくよく見ると、向かって右側の屋根が下を向いています
…建築ミス?……いやいや、そんな訳ないだろお(・・;)
(因みに罰当たりな事をしたため本殿に気付きませんでした)
【御祭神】
・倉稲魂命(ウカノミタマノミコト)
・大宮比売命(オオミヤヒメノミコト)
・猿田彦命(サルタヒコノミコト)
・春日大神・住吉大神・松尾大神
【御利益】
・家内安全・子孫繁栄・縁結び・五穀豊穣
【宮司さんから】
参拝者が私だけということもあって少しお話を伺えました
・田中稲荷神社は日本でひとつだけの「土蔵造り」の拝殿がある
…京都の神社は解体されたそうです
・拝殿の「斜めっている屋根の謎」
向かって右側の屋根は積もった雪を少しでも多く参道の脇に落とすためにわざわざ傾斜を低くしてあるのだそうです
雪多き会津ならでは、の心遣いでした
帰り際「良い参拝をなさいましたね」とお言葉をいただきました