熊野市の丸山地区にある「丸山千枚田」。「一枚足りないと思ったら笠の下に隠れていた」と言われるほど小さな水田(最小は一枚で0.5㎡ほど)が重なり合う棚田です。

棚田のビュースポットはいくつかあるのですが、一日目は棚田全体を見下ろせて、近くを歩けるような場所に行ってみました。

今年の6月に訪れた愛知県の「四谷千枚田」と同様、棚田の風景をゆっくりと眺められるようにいくつかベンチ(東屋もありました)が設置されています。


この時、水田の一つに蓮の花が咲いていていました。

二日目、再び丸山千枚田を訪れた時の写真です。


棚田の上の方にはちらほらと民家があります。

こちらは棚田の中腹あたりにある大岩。丸山千枚田のシンボルとなっています。

棚田の法面は「野面積み(のづらづみ)」を主とした石積みで、西日本に多く見られる方式だそうです。

二日目は国道40号のビュースポットから棚田の全景を撮りました。

こう見ると圧巻の風景ですね。高低差は160m。丸山千枚田には現在、約1340枚の棚田があり、江戸・明治の頃には2000枚を軽く超えていたそうです。

後継者不足、高齢化、米の価格低迷など様々な要因重なり、1992年には530枚まで減少したという丸山千枚田。その後、この歴史遺産を残すために観光への活用や棚田のオーナー制度が実施され、現在の棚田の景観が守られています。

日本一の棚田景観とも言われるだけあって、本当に素晴らしい眺めです。青空と緑と、清々しい夏の光景を存分に楽しむことが出来ました。次回は一日目の最後、宿に向かう途中に立ち寄った「花の窟」です。