「花の窟(はなのいわや)」こと「花窟神社(はなのいわやじんじゃ)」は、日本書紀にも記されている日本最古の神社と言われています。神々の母である「伊弉冊尊(いざなみのみこと)」が火の神・軻遇突智尊(かぐつちのみこと)を産み、焼かれて亡くなった後に葬られた御陵です。

それでは境内へと入ってみましょう。

海沿いの道にある神社ですが、鬱蒼と茂った緑の中に参道が通っています。

手水舎の隣には苔生した岩が祀られていました。

この奥に花の窟のご神体があります。

カメラに収まらないほど大きい、高さ約45mの巨岩。この磐座(いわくら:信仰の対象となる岩)がご神体です(花窟神社には社殿はありません)。先ほど、手水舎の隣にあった岩はこのご神体から上から落ちてきたものだそうです。


ご神体の下の方はこのようになっています。日本書紀にはイザナミノミコトが「紀伊国の熊野の有馬村に埋葬された」と記されているそうです。また、近隣の住人たちが季節の花を供えてイザナミノミコトを祀ったという由来から社名が「花の窟(花を供えて祀った岩屋)」となったと言われています。

岩と木の間を渡すように結ばれた大綱の長さはおよそ170m。特別な田で作られたもち米の藁縄7本を束ねたもので、「お縄掛け神事」という例大祭が年に二回行われています。例大祭は県指定無形民俗文化財に指定されており、平成16年には花の窟を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されました。
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ここで一日目の観光は終了です(結局二日目の午前中は再び山側のルートを回ったのですが^^;)。次回からは海側のスポットを紹介していきます。