こんにちは!
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息子
現在、中学3年(情緒クラス)。自閉症スペクトラム障害。
6歳で強迫性障害(この時、WISCの検査で発達障害であることが判明。)
→ 薬物療法 → 薬剤過敏の副作用で悪化 → 精神薬減断薬完了 → 復活!!
行きたい時に学校に通う不登校児。
アニメ・カラオケ・SASUKE・クイズ・相撲・サッカーのオタクさんです(笑)
母(だいちゃん)
シングル・アラフィフ・ワーママ。
いつもはもの凄くくだらなくてふざけてるけど、好きなジャンルは「哲学・倫理学」
一人でも、どこでも、土食ってでも生きていけるような、たくましいリア充さんです(笑)
最近、プロテインにハマっている
さて、今日は…
【でた!究極のセリフ…。】
朝、ちょっとした事から息子と言い争いに。
そして、ヒートアップしたのち、
究極の
「オレは何も悪くない」
のセリフを頂戴いたしました…
いったい何があったのかというと…
自分の体調がイマイチな事を
朝一番で報告してくれて
(歯というか頬がなんだか痛い)、
特に見た感じはなんともなかったので、
「様子見だね」ってことになっていました。
でも、その上で、またすぐに
私がどうしても見たかったテレビ中に
息子が話しかけてきました。
息子の心の中
- 「ん?痛いのは歯じゃないかも。」
- 「新たに痛い場所がどこか分かったかも。」
- 「お母さんに今すぐ報告しておこう。」
- 「でも、今話して大丈夫かな?」
- 「今話してもいいかどうか聞いてみよう。」
- 「確認しておけば大丈夫だろうし。」
母の心の中
- 「あーもう、今これ見たいのに!」
- 「なんでこのタイミング!」
- 「あーでも、体調の事か…。朝イチで様子見って言っておいたけど、今、言いたいってことはよっぽど痛いのかなぁ。」
- 「うぅぅー仕方ない!TVは録画して、息子の言う事を聴くことにしよう!」
- 全てイライラしながらの対応
これ、なんで言い争いになったのかわかりますか?
細かすぎて伝わらないかもしれません。
でも、多分、発達障害のある人って、
こんなほんのチョットの行き違いで
コミュニケーションが更に難しく苦手な物になっていってしまうのだと思います。
それほど、
定型の人たちが日々行っている
コミュニケーションって細かいんでしょうね。
今回の問題点は2つ(上記の心の中のマーキングと同じ色)。
- 定型側からすれば、体の不調であるという要件をあと回しにして聞くというのは、ちょっとひどいかなという思いがあるため、イライラするけど先に聞く
- 「様子見」という言葉の捉え方が、その前提が、息子と私とで違う
という感じでしょうか?
青い部分は、息子は知る由もなしってところですよねぇ。
これは、私が「私たちってそうなんだよ。」と伝えてみました。
すると息子は「…そうだったんだ…。」とのこと。
息子としては、今話してもいいか、悪いかを答えてほしいだけみたいです。
そして、黄色の部分は、
様子見 → 私:1日単位くらいで様子を聞く。 息子:もっと細かく報告する。
こんな感じだったようです。
「症状の重さにもよるんだけどね。」と、具体的な例も出して説明しておきました。
ふぅぅ。疲れる
だけど、言い争いができるということは、
息子が「自分の意見って言っていいんだ」と思えているので良しです。
昔は、言っちゃだめと思っていたそう
ただの意見交換さえもできない子でした。
かなり成長はしているんですけどね。
あ、あと、冒頭の究極のセリフ
「オレは何にも悪くない」
は、使うとどうなるかを解説しておきました。
あまり使わないほうがいいことも補足で。
(分かってはいるみたいですが、学校のクラスでは飛び交っているようで)
だから、自己中とか言われちゃうんですよね。これを野放しにしておくと。
ただ、確かに息子なりに
考えて行動していること(上記の心の中)は
何にも悪い所はないんですけれども
はぁぁ、やっぱ疲れる
ま、今回はこの2つの問題の解決策として、
- 体調が悪く様子見の場合、次にいつ頃症状をたずねるかを提示する
- 息子に話していいかどうか聞かれた場合、なるべく私も「いいよ」「ダメだから後にして」と返答する
ということにしました。
小さなことなんですが、
互いの意見をすり合わせていくと
「むずかしい…むずかしすぎる…」
と息子は深刻な顔でマジメに考えておりました。
やっぱり、定型側のコミュニケーションって
彼らにとっては魔法のように感じるんでしょうか。
それほど、理解は難しいのでしょうかね
互いの歩み寄りが必要不可欠ですね。
母より