【日本語/N3】聴解問題3練習☆耳は眼 | The sounds☆まいにち知ります・学びます

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嬉しかった。

学習者、問題3の練習、

はじめた直後の問題は、

解答、全然ダメでした。

やはり公用語が英語の会社に勤めていると、

会話の風景を連想するのは厳しいのかしら。

でも、根気よく教えたし、

本人も根気よく答えの出し方を探しました。

私のクラス、自信を持って言えるのは、

学習者が自分でtipsとpointo of viewを発見して、

正解を導き出す方法がわかることだと思っています。

 

教育は待つこと。

 

実は、今までN3の聴解の指導経験がありませんでした。

なぜなら、大抵N2合格の自信がなくてレベル落としたとか、

ドメスティックなのでこの程度の会話は

自分が話せなくても聞いて理解できる。

極端な場合、N5受験なのにN1の聴解できる。

なぜなら彼は転勤日本第一志望で、アニメオタク。

 

聴解、N5は家庭の主婦で買い物しか経験ない。

これは教えた。

N4は「はじめに」「このあと」の確認。

これは数回でOK。

N3から上は回答テクニックだけ。

 

だから、はじめて。

で…。

練習問題の半分を過ぎたところで…。

え?これ難しいからできなくてもいい…。

と思った問題を即座に正解を出しました。

その後、残りの問題も1問以外は全部正解。

 

彼は「フォーカスがわかった」

ポイントがわかった」

「リスニングのウォッチアウトがわかった」

 

あああ…。その通り!

聴解は聴くのではなく見るんだよね。

見る・観る・診る

 

ソシュール言語哲学、読み返す必要がありそう。

古典ギリシャ語、ラテン語、サンスクリット語。

 

耳・眼・鼻・舌

後で気づきました。

これは日本語学習だけでなく、
あらゆるコミュニケーションに通じるんです。

言語だけでなく非言語も。

 

逆であれば、例えばパントマイム。

言葉を発していないのに

言葉が聞こえるような気がしませんか?

 

共通感覚・共感覚

 

ある音を聴いて色が見えるとか、

辛い物を食べてイラクサを思い浮かべるとか、

感知した感覚を他の感覚と合体。

私が中学生の時、作曲したのが「色シリーズ」

友達に「これ、何色に聞こえる?」ときいたらしく、

その後「音に色がついているなんて思わなかったから、

すごく困った」って言われました。

アリストテレスが一般感覚と言っていた分析が「一般」

 

共通感覚論

 

アリストテレス、カント、

そしてキリスト教の哲学者。

西洋の哲学は

「我ある故に我あり」

「汝自身を知れ」

なんですね。

逆・般若心経

無眼耳鼻舌身意無色声香味触法無眼界乃至無意識界
 

六根。つまり「因縁」が並べば、
感覚や意識が揃う。
パズル・ゲームのように。注意深く
当てはめて思考するって同じじゃないかと。 

生活に活かせる

 

例えば、小説を、漫画を読んで、
その後、アニメ・実写・ドラマでテレビや映画、
その逆で「アナ雪」のアニメを見て、
劇場版に違和感がある等、
文字や音声や視覚、自分のイマジネーション。
大抵ギャップがあると思います。
ですが…それって素晴らしい。
 
イマジネーション[想像]って、
空想でも妄想でもないからです。
これはシミュレーションも同じです。
 
五感6感、全てが連動していて、全てが空。