こちらのブログを拝読して、思い出しました。
Kianさんのブログ、日本とアメリカでの生活あって、
そして私がインドに住んでいた時代の違いをも感じて
日本感性を思い起こせるんです。
すでにインドが異文化でなくなってしまったに近い私にとって、
貴重な記事がありがたいです。
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ずっとインドに住んでいたのではないのに、
この数年毎日インド人とクラスをやっていますから。
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チベット系インド人の元カレとデートすると、
チケットを買ったり、なにか並ぶ時、
私のお役目でした。
インド式Lady First。
大勢並んでいても女性は割り込んでいいからでした。
その風習も薄れてきたなと思っていたこの数年ですが、
それでも「お先にどうぞ」してくださる男性がいらっしゃるので、
露骨ではなくなったのですが、名残はあるのかなと。
女性同士だと割り込みたい人が割り込むのを偉そうに譲る…という記憶がありました。
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それでも、インドにおけるチベット系社会ではそんな割り込みはないし、
ネパール・カトマンドゥの郵便局でインド人女性が割り込んできたら、
みんなに文句を言われて後に並んだのを目撃したことがあります。
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中国領の国境の町でネパール人を並ばせるチベット人解放軍女性兵士を見て、
なんか軍事国家に来ちゃったなって感じたことがあります。
チベットでは割合並ぶ行為は普通なのですが、
バス停では並んでいたのに割り込む人たちがいて、
漢人たちと一緒に暮らしているんだと思いました。
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漢区に行ったら、並ばない並ばない。
バスも電車も飛行機も大変でした。
押しのけられるのをよけることは難しかった。
でもぐずぐずしていたら乗りそびれるし。
飛行機はそういうこはないだろうと思ったら、
乗りそびれた人がいた!!
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数年前に行列ができる小籠包のお店に教え子に連れて行ってもらったら、
並ぶイメージが違った。
香港の大スターも30分並ぶ…。と有名だったし。
で、列を作って並ぶのではなく、
順番をお店の前の自分たちの位置で待っているのでした。
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宝くじ売り場の呼び込みのバイトをしていたころがあって、
大きい売り場では呼び込みよりもお客さんに並んでいただく仕事でした。
日本人でも割り込む、割り込む人は大抵「上から目線」で、
戦後の混乱期に並ばないと食べ物が得られない(※想像です)
そんな年代のかたでしたね。
※日本人がマナーがいいのはイメージです。
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昨日インドに到着したシェフさんのお店のお客様は、ちゃんと並んでいましたねえ。
坪野和子のmy Pick