在日パキスタン人の男の子に電話かけたら…。

日本語だ!!しかも流暢な…。

訊くと「友達から就労ビザの取得の流れが知りたいと言われました。教えてください」

=======

「就労ビザじゃなくて…特定技能のビザですね。

年末に大使と話して、その二国間協力覚書を結ぶとのことで伺った後、

数日後には実現していて、最初から予定されていたのだろうと思います。

さらに1週間経たないうちに就労ビザが取れる、

30万人パキスタン人を入れる(「34万5150人の外国人」が誤って伝わっている)

という噂が独り歩きしちゃったんですよね」

(相槌・・・)

「特定技能1号は、JLPT N4合格、そして、

業種別の特定技能試験で仕事に必要な日本語と知識を試され、

合格したら、その業種で認定送り出し機関ある場合、そこから、

ない場合は…パキスタンはまだないです、登録支援機関もないので、

直接雇用となるでしょう。

ですが、まだ現実としてパキスタンでは特定技能試験が行われていません。

まずは頑張ってN4を合格することからはじめないとなりません」

※ここまで全部「日本語」!!

======

「で、失礼だけど、パキスタン人の若い子は あまり勉強する習慣がないので」

「(ふふ)人によると思うよ」

「ああ、一般的なこととして…ね」(※だんだんフランクな日本語に)

======

「結局、勉強がイヤで、日本語ができなくても就ける仕事はないか、とか。

それなら、サウジ、エミレーツ、オマーンで時給800円の仕事をしたほうがいい」

「そう思う、日本で暮らしていて日本人が英語ができないし、

パキスタンで少しでも日本語を勉強してからでないと無理だよね」

「さらに…日本国籍の女性と結婚すれば、なんとかなると思って、

紹介してくれって言われる」

「同じ、おんなじ。みんなそんなですよ。

日本語ができなくて、カノジョができると思ったら大間違い」

「それと、ムスリムだから、4人までだいじょうぶ、って勝手なこと言って、

同じムスリムでもバングラデシュ人は一夫一婦だし、

積極的に日本語で女性と友達になろうとするからムスリムを言い訳に書類離婚とか言わない」

「日本人女性、それ、イヤだよね。

第一、相手の立場に立って考えていない、自分のことしか考えていない」

(…わあ…先日会ったパキスタン出身の男性もリスポンスビリティがない男はおかしいと言いました)

======

ここまで質疑応答というか、

日本で仕事をするための流れと特定技能試験合格後の有効期限や一時帰国の説明、

過去の問題点、ビザブローカーの問題点なども話しました。

「同じ流れだね☆みんな同じことを耳にする」

======

ここからは、彼が日本に留学して日本で正規雇用で働くまでの話を聴きました。

ウルドゥー語を忘れるほど日本語がんばった…(続く)