15年くらいぶりに会いました。

来日したというより日本に帰ってきた・・・感じです。

1995年来日で、知らない間にインドに帰っていました。

彼女と知り合ったのは、

「総合的な学習の時間」国際交流の出前授業でメインになるインド人の先生を探していて、大学院の先輩に相談したところ、

彼女を紹介していただきました。

マハーバーラタの現地アニメ、

子どもが興味を引きそうなコンセプトを出してくださったのですが、

当時、お嬢さんの学校の送り迎えもあり、

残念ながら実現できませんでした。

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昨年、お嬢さんのプロジェクトで、

日本の仮面芸能をテーマの相談に乗り、

雅楽の三田徳明さんにご協力いただき、

校内プレゼンテーションを成功させました。

しょっちゅう会っていたわけではなかったのに、

心が通じる友人とはこういうご縁があるのだと思いました。

(食後、三田さんとは2人でビデオチャットしました)

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昨日、会って、ベジタリアンなのを知っていたから、

ご飯じゃなくて、お買い物に付き合うと言ったのですが、

ランチしましょうと。

彼女の近隣は、

きちんとベジタリアン対応してもあえそうもなかったので、

地下鉄に乗って数駅。

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ドーサのセットをオーダーしました。

彼女はプレーン・ドーサ、私はマサラ・ドーサ。

(本当はエッグ・ドーサが好きなのですが、

完ベジの彼女に合わせて。

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★ベジタリアン問題・ハラル問題

サラダが出てきて、

ドレッシングの原材料を確認していました。

ケチャップの原材料も。

「いつも全部確認しているの、ごめんなさいね」

「いいえ、わたしも、言葉がわからない外国人と一緒だと、

全部確認しているし、

2年前、生徒が全員ムスリムだったころ、

原材料の読み方を教えていました」

「豚と書いていなくても…」

…はい、乳化剤、ラード、「由来」その他、

さすが…全部把握していました。

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★日本の野菜

この日、食べたドーサのサンバルの茄子が美味しかったし、

ココナッツチャトニが二人とも絶賛!!

スパイシーチャトニもイケていました。

「私は普通、自分の北の料理を作って外で食べないから、

南だと、自分と違う料理だから外食した気がするわね」

「サンバルの茄子が美味しい。

日本の野菜の中で茄子が一番美味しい。

人参は少し苦いけれど。

あと…自然薯が好き」

…めっちゃ通!!

「レンコンやゴボウも好き」

…めっちゃ通!!

「キノコ類も」

…めっちゃ通!!

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★チャイ

砂糖、あと足し、ふたりとも、がっかり。

私が日本人だからでしょうね。

チョータ・バイと行くと

「ふたりともチャイは砂糖、先に入れて」

と言ってくれるのですが、他は…。

彼女、英語で言ったのですが

(南のウェーターなのでヒンディ語で言えない)

たぶん、私がいたので、

日本人仕様がクセになっていたのでしょう。

もしくは出来合いを面倒くさいから。

またはその両方。

お茶そのものは美味しかったけれど。

★右手

パキスタン人やバングラデシュ人と一緒だと、

ナンやパラタは左手も使ってちぎります。

かえって右手だけのほうが安心できます。

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★インド話

スルっと当たり前に話していました。

日本人に説明する面倒くさい説明抜きで流暢な日本語で。

楽しかったわぁ。

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昔、話した話題を思い出しました。

私のインドの家の窓枠が歪んで作られていて、

このアバウトさが気になると言ったら

「それは自分の価値観で、時代が変わると、

もしかしたら世界中がインドのようなアバウトさを

わざとまねるかもしれないし、何が正しいか一概に言えないわ」

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今のインドは、目に付くところはものすごく進歩していて、

日本に近くなっているような気がしますし、

彼女もそう考えているような気がします。

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…ランチタイム終了で、店外に出て駅の座れる場所へ。

西葛西…バス停から水蒸気散水で、

外で話しても平気。

★インドに私の学校を作る話し。

彼女もムンバイで私とジョイントしたいとのこと。

で、私はインド人のように、

ボランティアの学校を作ろうしたことがきっかけで…

パートナーと知り合い…カラチで…

パキスタンはブローカー候補が多いからオンライン学校、

インド側は学校とEラーニング配信で、

まずは、ニューデリーかデラードンでパイロットで始める。

南もオファーがある。

JLPT合格に特化した学校。

オンライン講師は4人いるけど、

1人はインドではなく、パキスタンしか興味がない。

全部話しました。

★やはり…付き合う層が違う

私の手ごたえでは、失業者・未就業者、

ガイド資格受験予定者で、

日本ビザを日本語学校で取得したい人達が多い。

私が知り合うのは、低カーストでインテリとか…。

一番面倒くさいのは、中学も出ておらず、

日本の仕事を探してという女の子。

ですが、彼女は「インドは自分の勉強のためでビザに興味ない」

彼女の場合、

そこそこの所得があり、都会人で、国際感覚もあり、

インテリ家庭との付き合いが多いことがわかるんで。

インド人に日本人である私がインドの状況を説明して、

果たしてわかってもらえたのでしょうか??

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★思い出したのが金持ちのこと

台湾人のお金持ちがインド旅行すると、

サバイバルな私と違ってマハラジャ列車に乗るわ、

五つ星のいいお部屋に泊まるわ、

私の知らないインドが彼の撮った写真でわかりました。

インドにはいくつもの顔があるんだ…て一瞬

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★誰と出逢うか…だけ

別にこれ、インドに限ったことではありません。

袖すり合うも他生の縁。

国内外どこかへ出てアクティブに生きていると、

いろいろな人とのご縁を感じます。

特にインドだからではなく…輪廻の因果はどこにでもある。

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彼女と会うといろいろ忘れていた・眠っていた感覚が

私に蘇らせてくれます。

 

 
 
 

 

 

 

 

 

アムダスラビー AmudhaSurbhi 西葛西
ジャンル:インド料理
アクセス:東京メトロ東西線西葛西駅北口 徒歩1分
住所:〒134-0088 東京都江戸川区西葛西5-1-5 サンシティ西葛西 B1F(地図
周辺のお店:ぐるなびぐるなび 西葛西・葛西×インド料理
情報掲載日:2019年7月31日