スピーチコンテストで私が禁止している表現【2】
中国人生徒が「中国では」という表現で原稿を書いてくると、私は「あなた中国全部知っている?」といじわるを言います。
昨年、県大会2位の男の子は「僕の故郷・蘇州」と変えてくれました。
中国、広いぞぉぉぉ~。
来年度の2年生の中国出身者は南部出身と東北出身が半々なんで、この1年で中国って広い、ということを実感してくれたと思います。
たぶん、審査の先生は「中国」というはんこを押してきたら、まあ高校生だしぃ~、と思われるでしょうか?? 
スピーチに出る以上、2国間だけでなく世界へ、そして自国に対しても高校生なりに理解できているスピーカーであって貰わないと、マクロなスピーチで終わります。
で、やっぱり、高校生参加者中心のコンテストでは、「架け橋」「私の国では」は上にあがれませんね。ひとりどうしても「架け橋」と言いたかったベトナム人生徒がいて、県大会は優勝しましたが、関東まででした。ただ彼女の場合「架け橋」よりも母国と沖縄修学旅行体験での「戦争」といういいテーマだったので。