2016/03/06 夫とともに。

"A life with stalete"

ネパールの村の全員で「石板」の切り出しの仕事をするひとびとのドキュメンタリー。

JAICA地球広場で。

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東大の博士課程在学中のネパール人フィルム作家
Dipesh Kharelさん。
 
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自然資源を切り出して売る…そこには限界がある切なさを感じました。
ネパールという「国」が先行き考えずに「今あるものを切り崩して生活していく」
この長い悲しい伝統…と私は受け止めましたが…。
ダージリンや…(行っていませんが)シッキムなど、インドで暮らすネパール系住人。
ブータンでも多くのネパール系住人。
英国によって移住させられたという理由はともかくとして、
その後、親族を呼び寄せ、定住に至った理由は、
長年、庶民を考えない・思いやれない国政によるものではないかと…。
これは他人事ではありません。
ブータンはこの姿をよく観察しているので、自然資源をやたらと採掘させません。
国王の差…そして、民主化しても中国の顔色を伺っていて民衆を見ない現政府。
震災復興がすすんでも、為政者の考え方が変わらないかぎり、
この国の発展はありません。
…多くの日本人による感想は、あまり理解されていないのかな…という悲しみを覚えてなりません。