
私がずっと思っていたタンメンでした。
キャベツたっぷりで…。
そう連呼しますが、キャベツたっぷり…って美味しいです。
こんな昔ながらのタンメンが食べられると思わなかった。
すっごく美味しかった。
次は、ものすごくお腹がすいた状態でリピしたいです。
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実は、タンタン麺でなく、坦々麺であったら、
坦々麺もしくは坦々面と答えたと思います。
カタカナのタンタン麺は勝浦タンタン麺…つまりラー油ラーメンですからね。
でも、日本で坦々麺…ちょっと躊躇します。
四川ということであっても、
日本式ラー油、
日式というハンパな新華僑ラーメン、
台湾式四川、
上海式四川、
さらに…苦手な香辛料の組み合わせをする東北(旧満州)の自己流四川、
…と危険がいっぱい☆
ちなみに日本の四川料理は陳健民さんの奥さん、つまり陳健一さんのおかあさまが作る、
客家四川の担担麺や麻婆豆腐だと思います。
陳健民さんのお料理はプロの味、
奥様は家庭の味、ただし台湾経由ですね。
ワンタンメン…雲呑麺でなければ、飽きがくるのが欠点。
雲呑の中が蟹とかエビとかいろいろ入っている、
または少量単品の香港式なら美味しいけれど、
日本のワンタンメンは全部肉なんで…どんな美味しい店で食べても飽きます。
少量ならマルちゃんのワンタンスープでもOKですがね。
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ところで…雲呑スープ。
香港でめっちゃ美味しかったのに、
広州で、生臭い、まずい…という体験をしました。
文化は国境線がある…という実感のひとつでした。
中国がいかに文化大革命時代に食生活が単に命をつなぐものである以外の何者でもなかったのかという実感でした。
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思い浮かべるのが、「サウンド・オブ・ミュージック」の「音楽に国境はない」
…んなはずない…文化は国境がある。
そして…埼玉大学勤務時代に伝えたのは、
「音楽は国境がある。しかし、音楽は国境を越える」
美味しいものは国境を越える。・・・それだけです。