毎度ぉぉぉ☆ブータンに関する日本の国際誤解に物言いさせてください。

GNHを追求するブータンはなぜ世界一幸福な国たりえたのか


ブータン王国といえば、国王夫妻が来日したこともあって日本での人気も高まりつつある国。また、ブータン..........
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「世界一幸福な国たりえたのか」
この日本語ヘンでしょ☆
「世界一幸福な国である」と言う意味になります。
国民が幸福であると感じている
数値的に多い国なのであって、幸福な国ではありません。
もちろん不幸な国でもありません。

[引用]尺度で、GNPやGDPなどでは測ることの出来ない”豊かさ”を測る指標となっています。
GNHは尺度でも指標でもありません。

[引用]そのため、産業の振興よりも自然環境を優先したり、急激な近代化を望みません。
「望みません」…ではなく、慎重にすすめています。です。
望まないはずがない。

[引用]
ブータンでは、働く人の9割が農民
農民ではなく、「農業従事者」です。
牧畜業であっても工芸職人であっても、農業を行う、など。

[引用]
人々は民族衣装を身にまとい、伝統建築の家屋に住みます。今も、伝統的な生活を続けているのです。 
人前ではドレスコードによって、民族衣装で過ごし、都会のアパートも伝統建築と同じスタイルで作られ(インド風や西洋風ではないというレベル・日本の長屋とか想像するといい)
伝統的な生活?? 25年前とずいぶんかわったのに??

[引用]
ブータンが幸福に満ち溢れた夢の国家と言うつもりはありません。けれども、物質的豊かさが精神的豊かさに直結しないと誰もが気づき始めている昨今、ブータンのような考え方を取り入れるのはいかがでしょうか。 

今までの文章で、取り入れようと思うのでしょうか。
ブータンの良さが理解できるような紹介ではないと考えます。
老いも若きも伝統文化を楽しみ、なおかつ新しいものも楽しむ、
その背景にあるものは、仏教思想であり、国防力であり、受験中心でない教育であり、
年長者の智慧であり、多国の失策に対して二の足を踏まない洞察力であり、
エリート層インテリ層のレベルの高さに基づくものなのです。
もしも、日本で取り入れるであれば、伝統回帰なのかもしれませんが、
教育政策から改革しなくてはなりませんし、
産業構造も変えなくてはなりません。
個人レベルの問題ではないのです。
なんでこんな無責任な記事を載せたのか、理解できません。