本日は、産経から。
「共産党称賛」洗脳教育にNO! 香港で子供や保護者がデモ
…ブログ引用できるはずなのですが、エラーコード4008が何度も出てくるので、
とりあえずリンク先を参照しながらご高覧ください。
AFPBのへたくそな翻訳でなく、日本人による日本語なので、
比較的読みやすいと思います。
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★ 本日、9月7日は、「黒を着て國民教育の反対をしよう」。
芸能人チョウ・ユンファが全身黒で地下鉄に乗ったことが話題になっています。
★ ハンガーストライキの高校生については、特に異常な問題がなさそうです。
今のところ。
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さて、昨日の選挙がらみであるといった記事は、
どうやら香港政府寄りメディアが伝えているところで、
「破壊派」がやらせているとの内容。
明日9月9日の投票が終われば、わかると思います。
今回のハンガーストライキやデモに参加している子たちは、
選挙権がない21歳以下が多いし、この文にもあるように、
制服のまま参加した小学生もいます。
そして、小さなお子さん連れのご夫婦も。
(個人的には子連れデモ参加はいかがかと思っています)
また、この文にある「教科書」ですが、
画像等を見ると、まるで戦争中の日本の修身のような内容でした。
それから、香港の教育事情ですが、
公立と私立あって、私立の場合は宗教系もあります。
宗教系はキリスト教・仏教・イスラム
「中国語」は、広東語または普通語。
英語中心の学校もあります。
宗教系の学校の場合、すでに教理に基づく道徳・倫理教育が行われているのですから、
たとえば、「キリスト」を毛沢東に置き換えわけにはいかない。
…まあ極端な言い方ですが…。
香港は英国の植民地であったために、多民族です。
青い目白い肌をしているのに広東語しか話せない「香港人」
サリーを着ている南アジアをルーツとする人(スリランカなど)
マレー系も…。
そして、異なった民族・宗教同士の結婚。
「エスニシティ 香港」で検索すると、学術的なサイトがたくさん出てきます。
ついでに「エスニシティ ナショナリズム」も検索してみましょう。
つまり、多民族の価値観を統一してしまおうというナショナル学校教育は、
すでに相容れないものがあるのです。
そこに「愛国心patriotism」を一本化してしまうことに抵抗がないはずがありません。
お母さんたちのデモの報道をみてみますと、
「子どもを紅衛兵にしたくない」「子どもを洗脳されたくない」
「梁振英(香港長官)は子ども全員を英国留学。自分の子だけ洗脳しなければいいのか」
↑ビクトリアピークのプールつき豪邸住まい
★↑今回の問題でAPEC欠席が決定。9月6日
…ざっと打ち終えてみて、言い足りないので、まだ続けます。
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[参考]
日本 個人ブログ Takahiko Shirai Blog
中国共産党の中央宣伝部「愛国主義教育実施要綱」
http://blog.goo.ne.jp/takahiko_shirai/e/13413712447f3ca720ca5e39c6f952c5
中華人民共和国香港特別行政区政府教育局
http://www.edb.gov.hk/
中華人民共和国教育部
http://www.moe.edu.cn/