連休中だけ髪の毛を染めてしまおうと考えている高校生☆

ちょっとハメを外して夜遊びしてしまおうかと考えている高校生☆




連休明け、キミたちを待っているのは、みだしなみ・服装検査でバレてしまう、

さりげなく補導されてしまう☆




そして、反省文を書かされる。

そんなキミたちのために、「反省文の書きかた」を教えよう。




ここでは、停学処分に至らない、犯罪ではない、という

チョイ悪レベルの生徒たちに向けた作文指南。




失礼だが、そういう違反をするような生徒なので、

それほど国語(日本語)が得意だとは思えないので。







では開始。




文章は4つの段落に分けて書きましょう。




1.タイトル

「反省文」のみ。

いろいろ凝ったタイトルにすると、ふざけるなと言われる可能性がある。

あくまでシンプルに。




2.書き出し




なぜ反省文をかかなくてはいけなくなったのか、

自分の違反・罪状?を書く。




例:「私は、連休中髪の毛にエクステを入れ、校則違反をいたしました」

「私は夜11時に町を歩き、補導されました」

「私は夜公園で友達と花火をして、散歩中の犬にけがをさせました」

「私は高校生がやってはいけない〇〇をしました」







3.その行為のどこがいけなかったのかを示す。




例:「私は生徒手帳にある調髪について書かれた〇〇⇒数字を記入に違反しました」

「私は校則で禁止されている『〇〇』⇒生徒手帳の文章をそのまま引用するを行ってしまいました」




4.なぜその行為を行ったのかを説明する。

なるべく本音に基づいて…。




例:

ついうっかり⇒「連休中少しお洒落をしようと思っただけなのですが、忘れて登校しました」

気の緩みで⇒「少しくらい遅くなってもいいかな、休みだし、と少しハメを外していました」

「ついつい楽しくて遅くまで遊んでしまいました」

予想外⇒「まさか犬にけがをさせるようなことになるとは考えてもいませんでした」

悪いと知っていながら⇒「出来心だったのです」

何が悪かったのかわかっていない⇒「これが校則違反だとは思ってもいませんでした」




5:まとめ

この行為に対する今後の気持ちと先生へのご指導お願い




5-1今後の気持ち

例:

もうやらない⇒2度とこのようなことはしないと心から誓います。

間違ってやってしまいそう⇒今後、自分自身が注意するよう心がけます。

バレなければまたやるかもしれない⇒「のど元すぎれば熱くないと言われていますが、

今回の熱さをなるべく忘れないよう気をつけます」

(※この文章は、国語の成績が悪いコには不自然ですが)




本当は反省していない⇒「まだ納得いかないところがあるのですが、

少しずつ反省の気持ちを高めながら良い大人になるよう考え続けていきたいと思います」

「国語の苦手な私がこの反省文を書くのにとても努力したと思います。

反省文を書くことそのものが大変だと思ったので、校則違反はすべきではないと思っています」

(※これらを書いた以上は卒業して校則に対する矛盾へ立ち向かえる大人になってください)




5-2 先生へのメッセージ

「二度と先生がたのお手数をおかけしないようにします。本当にごめんなさい」

「先生の折角のお休みをつぶしてしまいました。申し訳なく思います」

「自分がした行為によって大勢のかたにご迷惑をおかけしました。気を付けます」

「今回のご指導により少しでも友達の手本になれるような生徒になりたいと思います」

「自分のためにこんなにごめんどうをおかけしたことを反省します」

「私はまたやってしまうのではないかと不安です、これからもご指導お願いいたします」

↑これらは、自分に気持ちに合ったものを選んでください。






坪野和子の音楽社会人類学研究所 アメブロ別館




図書館の自由座席コーナーで勉強していたら、

隣の席に高校生がいた。

作文用紙にタイトル「反省文」と書き、名前を書いた。

あ、1行あけて3マスあけて、

ここまでは書きかたをちゃんと知っていた。

小1時間座っていたが、何も書けずに帰っていった。

…たぶん、どういう文章を書いていいのかわからなかったのだろう。

もしかすると、心から悪かったと思っていなかった、

あるいは、悪いことしたけれどそれをどうやって文章で表現できないとか。






生徒指導の先生は、ご覧になっていないだろうが、

心から反省していないにしても、

このコがやったことについて考える時間を作っているので、

表面には出てこないが一応の効果があったと考えてくださればと思った。







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