この項、単なる日記です。
文体も軽いので、お気軽にご笑覧くださいませ。

留年式の当日、午前中に大学到着。

家庭の事情が重なって、ろくに準備できていないので、
申し訳ないと思いつつも、本番に強い私だから、
なんとかなるかな、主役は学生だし、
花を添えられるよう…。ブーケ1

さて、真面目な実行委員学生だけあって、
いざとなり準備が足りていないことに…
「いや、先生、反省だらけです」パンダ
…私も…モグラ
プライベートに不足な事態連発でも、なんとかしないと…。

とはいえ、何かアクションを起こすとき、
中途半端ではうまくいかないこと、すごくよくわかっているなぁ。
特に「笑い」「パロディ」であればあるほど、真剣みがないと笑えない。

本番ずっと笑いに包まれていたのは、
この「反省」をもって臨んだからだろう。

ここで、もうひとりの来賓と対面。
すごくエネルギーを持っているコだけど、
傷つきやすそう。だから強そうにしているのかも。
本来、中学・高校でヘタれてしまう場面を克服しながら、
大学に入学していくのだろうけれど、
彼は頭が良く、悩まなくてすんでいたから、
大学に入って、いろいろなジレンマにぶつかってしまったのだろうな。
好感度高い若者だった。
でも、中退して失うものがないことに認め、
それを活かしていくには時間が必要だろうと感じた。
履歴書高卒カッコイイと思うのだが。

で、自分のための時間へ。
講演パートの音チェック☆
アトラクションで歌う昨年度の受講学生が、
笑って聞いていた。
この学生は、単位を出した学生で、
まだ…留年ではない。
いやいや、留年はしない予定の3年生だ。


さて、大学歌短調。
編曲者の学生と対面。
この学生とは面識がなかった。
twitterで、一度話しませんかという返信を貰ったが、
twitterの使いかたがヘタな私はピンときていなかった。
…ごめんなさい。


ピアノパートを練習していて弦楽器の人だろうと思っていたら、
やはり。

今日は最後のアトラクションでバイオリン演奏するのだとのこと。


バイオリン演奏の伴奏を頼まれた。
うう、大丈夫かな??

キラキラ星A-durで。
ホッ☆
「もともと鈴木メソード出身なの??」
「最初はそうでしたが、その後本格的に習っていました」



スズキメソードグランドコンサート 三千人のキラキラ星


↑YAMAHAと並んで、日本が世界に誇る??かもしれない、音楽教育の成果。
ここから進化して超絶技巧で変奏できたり、ずっと変わらなかったり、
趣味として続けたりと様々。子どもの頃は誰も大差はない。
YAMAHA同様、この教育システムは世界中に広まっている。

彼とリハーサルしていて、イツァーク・パールマンをイメージした。

Classic Sesame Street: Telly and Itzhak Perlman

↑私はテリーのイメージで・・・。

Itzhak Perlman - Mozart Violin Concerto No. 5 in A Major

↑音を聴いているうち、モーツァルト風が面白いかなって思っていたら、
本人もそういうイメージ。

私が、せめて中学生の頃くらいの腕に戻っていたら、
もっと楽しく弾かせてあげたのに…。

この学生もまた3年ぶりのバイオリン演奏で、
本番では、twitterで「うまい」「すごい」の連発。
「ヴァイオリンが」の主語がなかったくらい、
Ustreamで見ていた人たちをうならせたのだろう。



[蛇足]
Itzhak Perlman- Vivaldi Violin Concerto in A minor,RV 356 Op 3 No 6


↑たぶん、練習すれば、私でも、まだ弾けるかもしれない唯一のヴァイオリン曲。
副科1年生の試験曲だった。
しかし、自分が練習していたヘタクソな音がインプットされているので、
こんなにいい曲だと思っていなかった。
オケの授業の関係で副科弦楽器はヴィオラにうつった。
ヴィオラは好きだったが、自分のへたくそな音を聴くのがイヤで、
練習するのが辛かった。

【ひとつだけわかつたこと】⇒挫折を経験した若者・挫折をエネルギーとする若者
同じではない。かっこ悪いがかっこいいにするためには、笑うのがいいかもしれない。
私も。