この記事を見て、相変わらず間抜けな国だと思った。
ネパールの間抜けさは、いいところもあるけれど、
国を成長させるさまたげにも、なっている。
私が知っているネパールのおまわりさんは優しかった。
けれど、過去のことなんだと深く悲しく感じた。
ネパールに長期滞在していた日本人女性が語った目撃。
「袋小路になっている道をぐるぐる回って、
そこから道をかえればいいのに、その道で先に進もうとしていた。
この国の民族性と政治の象徴みたいだった」
真理だぁー。
ネパールにかぎらず、こういうこと、ありがちだが。
しかし、この記事、カリスマ性のあるちゃんとした方がいないってことだ。
チベット人だったら、法王猊下が一発お説教されれば、終わりだ。
ブータン人だって、国王陛下か前国王陛下が演説されたら、終わりだ。
国王が信じられなくなって、神も信じられなくなったってきたことだろう。
多民族多宗教国家だから統一感がない…ってそんなことない。
インドなんて、ナゾに統一感がある。
ただし、紛争地域は別として。
まぁ、それでも都市部では、交通警察が必要なほど、
インフラが充実している・・・っていうのもないなぁ。
交通量にインフラも人々のマナーも追いつかないということだろう。
牛はインドほど大切にされているわけでもなかった記憶があるし。
モラルといえば、日本のボランティア団体の好々爺が怒っていた。
「ミシンを持っていったら、それをフランスのボランティア団体に売ってしまっていた。
この国は仁義というものがないのか!!」と。
人がいいから、ついつい海外が支援してしまうけれど、
自立しようという意識を持たなせることからはじめないといけない。
この20年、こんな国に誰がした。
あ…みんなわかっているか、誰って。
でも、彼だけのせいにしてはいけないと思う。
本当に国のチカラになる人たちが、
国外に出て行ってしまって、仕送りだけもらえればいいと、
勘違いしている国。
保守的・伝統主義は嫌いではないが。
この国にかぎっては、もう少し発想を柔軟にしないと、
このまま中国・インドの事実上の属国だろう。
…ネパール料理屋で、ウエイターバイトのお兄ちゃんとの会話を
続きとして・・・明日以降。