私の高校の日本語学習外国人生徒も大なり小なり、いじめを受けたコが何人かいる。
日本の中学に転校して、日本の文化になじめない何かがあった時期や、
友達のはけ口としか思えない意味不明のいじめや、
なにが起こっているのか、わからないうちに、いじめを受けていたようだ。
生徒たちや保護者が「岩槻高校に来てよかった」というのは、
外国人の友達や外国に興味がある日本人の友達と出会えたから、
ということだ。
いじめ経験の有無を問わず…。
(保護者が日本語できず、子どもが通訳する三者面談もある)
年齢関係なく、他人を理解しようという態度がないと、
日本は国際社会から理解されないという逆現象が生まれることに気付いてほしい。
かつての在日のインド人の多くは、インテリだったり、リッチな貿易商だったりしたが、
ここ数年は、ITや翻訳関係以外の、「貧しい」とはいはないが、
東インドあたり貧しい地域からの料理屋さんも少なくない。
連れられてきた、呼び寄せられた子どもたちは、
豊かだろうと思っていた日本で、心が貧しい人々と接することになる。
高校までなら、いじめをチェックしやすいが、
大学はホームルームもないし、学級担任もいない。
この状況を把握するのは難しいだろう。
(でも誠実な対応は必要だと思う)
この事件だけでなく、日本に来たから起きてしまった事件がいくつかある。
いつになったら、異邦人alienエイリアンは、
単なるNon-Japanese passportになるのだろうか。
少なくとも、私は、在日の外国人たちを
心から守ってあげたい。