私が大好きなモーツァルト「ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲」…!
生で聴いたら気持ち良さげな気がしました。

ステージ配置。演奏前。
さて、演奏は定時に始まりました。
パッフェルベルのカノンから。
なんかアンコール曲を最初に聴いたってカンジだったので、
不思議な気分になりました。
ヴァイオリン奏者の宮野陽子 氏がゲスト演奏者市坪俊彦氏の紹介。
ほのぼのとしたトークが一般向けでしたね。
市坪俊彦 氏によるヴィオラの説明。
本来のピッチに合っている楽器ではないのだと。
[…実は、ヴィオラは、少しずつサイズが違っていて、
職人さんや工場のセンスにもよるんでしたよねぇ]
[なぜ本来のピッチでないのに、ヴァイオリンと同じ形にしたのか、とか、
説明に参加したくなってしまいました]
マラン・マレーの「5つの古いフランス舞曲」より
viola da gamba の曲だけれど、
普通にヴィオラでも演奏がいいと気持ちいいです。
またポジション的には、昔の私レベル[へちょい副科ヴィオラ]でも、
良い演奏ができるか否かは別として、
ただ弾けるというレベルだったら、練習できそうです。
ばぁちゃんになってからの楽しみをひとつ見つけました。
バッハ「無伴奏チェロ組曲」から
教会というロケーションにはぴったりの選曲。
でも、チェロのイメージが強すぎて、1オクターヴ上って、軽く聴こえてしまう。
この人だったら、こういう曲がききたいな、とか、
いろいろと思っていたりして。
ソロコンサートがあったら聞きたいな。
けっこう楽しんでしまいました。
以下、ふれあいトークについては省略。
佐々木冬彦氏のオリジナル作品ソロとVnデュオ。
ソロを聴いて、「あっ 箜篌だっ」て ふと思いました。
佐々木冬彦氏の公式ホームページ を見たら、その理由がわかりました。
私が聴いたことがある日本人の演奏では、篠崎史子氏と彼だったのだろうと。
[1階で販売されていた尹伊桑のCDもそれだったのか…しまった!!]
後半。
モーツァルト「ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲」KV423
この曲ともう1曲、モーツァルトがミヒャエル・ハイドンのピンチヒッターで作曲したといわれる楽曲です。
ちょー好きでした。
レジス・パスキエRégis Pasquier(ヴァイオリン)、ブルーノ・パスキエ Bruno Pasquier(ヴィオラ)、
パスキエ兄弟の演奏をレコードがすりきれるまで聴いていた時期がありました。
すげぇ、私…なぜか私…。
暗譜していた!!
35年ぶりだというのに!!
イベール「二つの間奏曲」
ヴォーン・ウイリアムス「グリーン・スリーヴス幻想曲」
佐々木冬彦氏の編曲スタイルがわかってきました。
この楽しみ方もアリだと。
最後に教会演奏会の締めとして、
「フランシスコの"平和を求める祈り"」
「アメージング・グレイス」
なんつぅうか、ご近所ローカルで、
しろーと臭い楽しみ方で、高いお金を出さないほうが、
ずっと楽しい演奏会ができるような…とりあえず、
まったり
プログラムの出演者紹介。で思ったこと。
最近「〇〇氏に師事」という文言が消えている。
昨今は、ひとりの先生についているというのは少ないだろうし、
その先生の名前で「すごい」と思われることがなくなっているのでしょう。
良い機会でした。