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我が家にチラシが入っていました☆
私が大好きなモーツァルト「ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲」…!

生で聴いたら気持ち良さげな気がしました。


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あとで、牧師さんのお話しで知ったのですが、
築10年のチャペルで、
たしかに、私が小さい頃、
賛美歌を歌いたいだけで、
日曜学校に潜入??した頃の建物とは違ってステキでした。
(第5週でピアノレッスン休みの日)
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この天井は、どうなんでしょう。
日本の教会の建築スタイルなのでしょうか。
シンプルに光が差し込むように設計されているようです。
授業で宗教建築物と音楽について語っているのですが、
牧師さんのお説教が天井の角で響く、
そういう設計のように感じました。


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チューニング中の佐々木冬彦氏。
湿度を気にしながら。

観客のみなさまが、
ご近所にもかかわらず、
めいっぱいおしゃれをしてきて、
おばぁちんたちステキラブラブ
どうやら地元も女声合唱団のかたがたも多いようです。
(創立40周年コンサートのチラシが入っていました。
元ママさんコーラスが進化してババさんコーラス。
すごい!!ここまで続けられるってステキです)

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ステージ配置。演奏前。


さて、演奏は定時に始まりました。

パッフェルベルのカノンから。

なんかアンコール曲を最初に聴いたってカンジだったので、

不思議な気分になりました。


ヴァイオリン奏者の宮野陽子 氏がゲスト演奏者市坪俊彦氏の紹介。

ほのぼのとしたトークが一般向けでしたね。


市坪俊彦 氏によるヴィオラの説明。

本来のピッチに合っている楽器ではないのだと。


[…実は、ヴィオラは、少しずつサイズが違っていて、

職人さんや工場のセンスにもよるんでしたよねぇ]


[なぜ本来のピッチでないのに、ヴァイオリンと同じ形にしたのか、とか、

説明に参加したくなってしまいました]


マラン・マレーの「5つの古いフランス舞曲」より

viola da gamba の曲だけれど、

普通にヴィオラでも演奏がいいと気持ちいいです。

またポジション的には、昔の私レベル[へちょい副科ヴィオラ]でも、

良い演奏ができるか否かは別として、

ただ弾けるというレベルだったら、練習できそうです。

ばぁちゃんになってからの楽しみをひとつ見つけました。


バッハ「無伴奏チェロ組曲」から

教会というロケーションにはぴったりの選曲。

でも、チェロのイメージが強すぎて、1オクターヴ上って、軽く聴こえてしまう。


この人だったら、こういう曲がききたいな、とか、

いろいろと思っていたりして。

ソロコンサートがあったら聞きたいな。


けっこう楽しんでしまいました。


以下、ふれあいトークについては省略。


佐々木冬彦氏のオリジナル作品ソロとVnデュオ。

ソロを聴いて、「あっ 箜篌だっ」て ふと思いました。


佐々木冬彦氏の公式ホームページ を見たら、その理由がわかりました。

私が聴いたことがある日本人の演奏では、篠崎史子氏と彼だったのだろうと。

[1階で販売されていた尹伊桑のCDもそれだったのか…しまった!!]


後半。


モーツァルト「ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲」KV423

この曲ともう1曲、モーツァルトがミヒャエル・ハイドンのピンチヒッターで作曲したといわれる楽曲です。

ちょー好きでした。



レジス・パスキエRégis Pasquier(ヴァイオリン)、ブルーノ・パスキエ Bruno Pasquier(ヴィオラ)、

パスキエ兄弟の演奏をレコードがすりきれるまで聴いていた時期がありました。


すげぇ、私…なぜか私…。

暗譜していた!!

35年ぶりだというのに!!


イベール「二つの間奏曲」

ヴォーン・ウイリアムス「グリーン・スリーヴス幻想曲」

佐々木冬彦氏の編曲スタイルがわかってきました。

この楽しみ方もアリだと。


最後に教会演奏会の締めとして、

「フランシスコの"平和を求める祈り"」

「アメージング・グレイス」


なんつぅうか、ご近所ローカルで、

しろーと臭い楽しみ方で、高いお金を出さないほうが、

ずっと楽しい演奏会ができるような…とりあえず、

まったりブーケ2


プログラムの出演者紹介。で思ったこと。

最近「〇〇氏に師事」という文言が消えている。

昨今は、ひとりの先生についているというのは少ないだろうし、

その先生の名前で「すごい」と思われることがなくなっているのでしょう。


良い機会でした。


会場 日本キリスト改革派・松戸小金原教会