私、アホだな。
チベット宮廷音楽について書いたものは、
別にチベットにかぎらず、世界共通だったってこと。
雅楽を取り入れた貴族たちについて、
いつも授業で語っていたことは、
世界共通だったってこと。
気がついていないわけではなかったけれど、
もっとグローバルスタンダードな方向で楽曲観察すれば、
これでもか、これでもかといわんばかりに、
限りなく共通の法則が出てくる。
ある程度音楽が昇華していき、
様式が確立する。
↓
即興演奏が発達する
↓
新しい音楽をさがす
↓
異文化接触☆取り入れる
↓
様式化する
…これが作曲技法中心で。
ある程度音楽が昇華していき、
様式が確立する。
↓
即興演奏が発達する
↓
新しい音楽をさがす
↓
楽器を改良する。
または新しい楽器を作る
↓
良い作品が増える
↓
楽器の名手が現れる
↓
即興演奏と楽譜再表現が平行になる
↓
音楽様式が生まれる
…これが演奏で。
歌唱や演奏団体も含まれる。
舞踊もこちらに近いと思う。
ただし、チベットに関していうならば、
いやネパールも含まれるが、
かつては、マルチプレーヤーを要求していたので、
少し事情が異なるが、
21世紀に入って、こちらの傾向になっている。
ほかに、
聴衆との関係・社会の変化の関係、
経済的な問題がからんでくる。
20世紀以降のメディアの変化も関係ある。