赤羽 ララ・ガーデン スズラン・ストリート 美声堂にて

2009/5/30 14:00


マイクを持つおじさんと大勢のシルバー軍団


駅前では、政治演説を行われているなか、

演歌歌手の歌を待つ人々。


どうやら、上演は、

演説終了後にあわせたものと思われる。


受講学生が、赤羽の美味しいお店を教えてくれたので、

専門学校退勤の後に商店街に☆
美味しいハンバーググラタンを堪能して、

帰宅しようとしたら、遭遇☆

以前からレコードショップ廻りの仕事については、

伝聞や雑誌記事で知っていたが、


実際に見聞したのは、はじめて…だと思う☆


同級生が、テレビの新人発掘番組で優勝し、

「あなたのような人をさがしていた」とまで言われたのに、

何度も芸名をかえ、レコード屋廻りの仕事をしていた。

カノジョは今、どうしているのだろう。


で、ご本人登場。


ファンらしき男性が、

「『走れ歌謡曲』!!」と声をかけ、

「ラジオを聴いて、かけつけてくださったのですね。

 ありがとうござまいす」


韓流も思わせるファンとの交流が自然。


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掛け声「ひと~ぉ美ちゃぁぁ~んッ」

うわっ、かつてのキャンディーズを思い出すような、

熱い声援☆

熱心に撮影☆







CD買う人より「カセットありますか」

カセット…ラジオ…。

メディアが違うんだ。


若者だったら、

「いつからダウンロードできますか」

「QRコードは、どこかに出ていますか」

だろうと思う。


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演歌って、こういうオーディエンス世界だったのか。

ちょっと予想と違ったけど、

なんかカワイイ。

普通に「歌謡曲」とかタイムスリップ。


今回リリースしたCD&カセットは、暗い楽曲なので、

『夜祭り恋唄』を熱唱。


本人の地元、青森にちなんだ曲。


いや、アレンジは、演歌や民謡じゃなくって、

ターンタ タンタン/ターンタ タンタン/ターンタ タンタン/♪

シンコペーション。

ラテンやアフリカのイメージで使われる典型。

吹奏楽の人には『アフリカン・シンフォニー』と同じと説明したい。


そこに「らっせーら」の掛け声がズレて入る。

…そりゃ、そうでなきゃ…。


最近、演歌のアレンジは、

トランペットがなくなったのかな。

楽器がカラオケに対応しやすいものになったみたい。

それと、古賀政男っぽい。

新曲と京都テーマの『花の寺』は、

マンドリン風のトレモロが多用されていた。



応援團らしき男性軍がかけ声入れていました。

カラオケに合わせて。


で、ラストに新曲合唱コーナー。

ステージが始まる前に、

もう知っているといわんばかりに、

聞こえるような声で歌っていた人がいたのに、

合唱コーナーになったら、声が小さい。

日本人らしいシャイさが、カワイイ。


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正面のダイソーから撮影。

サイン・握手会で店内に並ぶみなさま。


このレコード・ショップ。

演歌専門ではないよう。

ポスターにGREENとか東方神起があったもん。


演歌の根強さを知った。


クラウンの公式サイトから

歌唱キャンペーン・イベントスケジュール


【お問い合わせ】日本クラウン㈱販売促進部 03-6381-7721

…だそうです。


尚、同業者の仁義により、

演唱中の動画は撮影いたしておりません。