2008年度後期最終回プリントから
教養教育 音楽学「諸民族の音楽」
オバマが大統領になったけれど、
今までの大統領との違いは人種だけではないと感じている。
それは“声”。
“声”は、職業に合った質でなくてはならない。
政治家、物売り、叩き売り、仏教僧侶、神主、
八百屋、魚屋、
主演俳優、悪役俳優、お笑い、
女王、王子、宇宙人、
役人、漁師、寿司屋、ホスト
…たぶん、“声”に想像がつく職業だろう。
アニメ・映画吹き替え・再現などの声優さんは、
職業イメージに合った人を使っているのだろうから、
ますます世の中では、
声=仕事が定着イメージとしてあるのだろうと思える。
で、政治家の声って、
“だみ(濁・訛)声”で声量は大きい、
というのが普通だったと思われる。
街頭で道行く人の足を止めて、
あるいは自分のために集まってきた人へ訴えるチカラが必要だからだろう。
しかし、ここ数年、政治家の“声”が変わってきている。
ハコの中で支持している人たちのために語る、
討論で打ち勝つ、
テレビでパフォーマンスする、
出すべき声の質が異なるのは当然。
日本では、ぼそぼそ言うおっさんが多くなってきた。
オバマは決定的にCHANGE。
「宗教者」の声であることが強く感じられる。
聖書を読み、歌う声。
キング牧師を尊敬しているとのことだが、かなり似ている。
声の強弱や質。
たぶん何度もキング牧師の演説を繰り返し聞いて
真似て過ごした少年時代があったのだろう。
オバマ大統領演説VTR ロイターJAPAN
http://jp.reuters.com/news/video?videoId=97299
“声”は
人生を映し出す。
お疲れさまでした!! 12:10まで、がんばりましょう。
規定に達していない人は夕方までがんばって
何人かが、
「楽しい授業だった」
「勉強になった」
「もっと色々な音楽を聴きたいと思った」
「もう終わりなんだ」など、
今までで一番多く、
感動的な言葉の数々が、泣けました”(ノ_・、)“
(私がウザイと思っていても単位のために我慢した人もいたとは思いますが)
私も、それなりにがんばったつもりだけど、
個人的にお話しした学生が特定してしまったので、
もっとみんなとお話しできるようにしなくては、と反省。
小中学校で、マトモな教頭・教務主任だったら、
「えこひいきにならないよう」とご注意が出たでしょうね。
大学だから、自分を甘やかしてしまったのだろうな。
…今期の学生とは、これっきりという気がしないし、
来年度も継続を予定していただいているので、
機会があれば、遠慮なく話し掛けてくださいね。