先日企画した不登校引きこもりの親子へ向けたお話会

今回は石垣にある自立支援校で子ども達と向き合い続けてきた小見山さんをゲストでお招きしました



小見山さんは今も高知県で引きこもりの子ども達のサポートをされています


小見山さんがおっしゃるには

長年引きこもっていた子が、やっときっかけを掴んで社会に出ようと動き出したとしても、いきなり一人で立ち向かうには、今の社会の壁は高い

せっかく元気になっても、また諦めて閉じこもってしまう子も多いそうですショボーン


確かに…


私の息子は石垣で一年かけて身の回りのことの自立、精神的な立ち直り、生きる希望や夢などを持てるようになり、何より笑えるようになりました爆笑


ただ引きこもっていた頃と同じ環境に戻ってきたので、また元に戻ってしまうのではないかいう怖さがかなりありました(息子自身も怖かったようです)


それでも息子は、心理が学べる大学に行きたいという思いで決心し、通信高校に復学したものの

やはり何度も挫けそうになり、ハラハラドキドキの日々でした


昔の息子なら、諦めていたはず…


今までも学校の先生も支えてくれたし、親もずっと支えてきたはずなのに、動き出せなかった

それでも乗り越えられたのは


小見山さんという1人の大人との出会いと

仲間達との生活から多くのことを体験してきたことで

息子自身が人を受け入れるようになり

心の根っこに

人を信じる力がついたからだと思いました


大学受験には乗り越えなければならない壁がいくつもありました

面接で自己アピールするための

長所や短所を書き出すことさえできませんでした

昔なら頭を抱え、すぐに諦めてたのに


まず、先生達にどうしたらいいか分からないモヤモヤとした胸の内を伝えることができ

一緒に考えてくれて、助けてくれて

励まし続けてくれた

そのことを心から感謝して、

期待に応えたいと思え

だからこそ、頑張り続けた


そして頑張って結果、やっと自分を信じることができた


この経験が

今もチャレンジの原動力になっています


小見山さんがここまで子ども達に慕われ、信じられる方なのはなぜなのか

お話すると、見えてきますおねがい


どんな子にも真正面から向き合ってくれて

言葉に嘘がない

そんな人が絶対大丈夫って言って笑ってくれたら

本当に大丈夫な気がしてくる


小見山さん曰く

「いろんな過去を背負ったたくさんの子ども達と生活してきたので分かるんです

本当にどんな子でも

笑ってる未来しか見えないんです」


笑ってる未来が想像できるから、今の目の前に起きてる辛い現実にどっぷり浸からず

本気で大丈夫って思えるからこそ

笑いに変えることができる


本気だからこそ子ども達も、大丈夫かも?やってみてもいいかも?

やったら楽しかった

失敗しても大丈夫だった

そう思えるんだろうなと

小見山さんから溢れでるたくさんの言葉から、改めて学びました


そして

「答え合わせは今じゃない」


そう言い切ってくれるその言葉を信じて、息子は今も少しずつたくさんのことにチャレンジして

たくさんの失敗を経験しても前に進み続けています虹