THE!映画採点 -3ページ目

サイドウェイ

<キャスト>
ポール・ジアマッティ
トーマス・チャーチ
ヴァージニア・マドセン
サンドラ・オー
メアリールイーズ・バーク

<スタッフ>
監督:アレクサンダー・ペイン(「ジュラシック・パーク III」)
音楽:ロルフ・ケント(「ニューヨークの恋人」)
原作:レックス・ピケット
製作年:2004年/製作国:アメリカ/ハンガリー
カラー/2時間10分
2005年アカデミー賞 脚色賞 受賞
2004年ゴールデングローブ 作品賞 脚色賞 受賞
その他映画賞 87部門受賞


<採点>
79点

<ストーリー>
小説家志望の中年の国語教師マイルス(ポール・ジアマッティ)は、ことワインに関してはオタクといえるほどの深い知識と愛情を持っていた。大学時代からの悪友ジャック(トーマス・ヘイデン・チャーチ)の結婚とマイルスの小説の完成を祝して、結婚式前の1週間、二人してワイン・ツアーと洒落込むことにした。マイルスは、人生の憂さをワインに夢中になることで粉らせようとしている。そんなマイルスが旅の途中で出会う、ワイン好きの魅力的な女性マヤ(ヴァージニア・マドセン)。さまざまな事件を通して、旅はいつしかマイルスが自分自身を見つめ直す旅へと変わっていく…
<感想>
公開前から見たかったんですよね。でも結構こういうの好きな人って周りにいないから、まー1人で見るか、DVDを待つことになるんだろうなって思ってました。予告みて面白そうって思う人、世間的にもそんないないだろうなって思ってたんですよね。でも、いつの間にか映画賞とりまくってるしw。びっくりだわ。
慌しい日本人向けでない淡々とした映画です。ってそんな事もないかw? すきな人はどっぷりはまりそうだし。で、性格の真逆の二人が旅をして、その中でワインを楽しみ、恋をする。悪くない作品ですね♪
基本的にネガティブで、いろんな事が空回りしてる主役のおっさん。出版の話が持ち上がるけど、やっぱりうまくいかないおっさん。落ち込んでは自暴自棄になるおっさん。その度、友人に「夢を諦めるな!小説を書き続けろ!」と励まされています。僕も作家を目指す身。自分と重ね合わしてみていたら、なんとなく気が気でなかったですw。
好きなシーンがありました。それは車が溝にはまるシーン。最高ですねココ。そうそう、人生ってこういう時はこういう風なオチが待ってるんだよね、ってさ。あとね、大切なワインを開けて飲むシーン。意外とそんなワインって、そんな飲み方するものなのかもね~て思いました。ラストも良かったです♪
この映画は、途中までダラ~っとしていて眠たいけど、後半部分はとってもいいですね~。思い返すと、もう一度見たくなるような映画です。

人生はワインのようなもの。じっくりと熟成していき、じ~っくりと味わうのが、おいしく生きるこつなのかもしれませんね。映画もまたワインのように、じわじわと胸に浸透していく、後引く良さがありました♪

バタフライ・エフェクト

<キャスト>
アシュトン・カッチャー(「ジャスト・マリッジ」)
エイミー・スマート(「アメージング・ハイウェイ60」)
ウィリアム・リー・スコット (「60セカンズ」)

<スタッフ>
監督:エリック・ブレス(「デッドコースター」)
製作:ケイル・ボイター
製作年:2004年/製作国:アメリカ
カラー/1時間54分


<採点>
80点

<ストーリー>
過去に戻って、現在・未来の出来事を変えることができる青年を描いたSFスリラー。幼い頃、ケイリー(エイミー・スマート)のもとを去るとき、エヴァン(アシュトン・カッチャー)は、「君を迎えに来る」と約束した。だが時は流れ、ケイリーとエヴァンは全く別の道を歩んでいた…


<感想>
面白かった!!何?何?という疑問が少しずつ明かになっていく…それが最初から最後まで続くから、時間を感じないです。主役の男性が、少年時代に記憶がなるなる部分は、後から塗りかえた場所なんですね。うまく作ってます。
バタフライ・エフェクトとは、「ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の反対側で竜巻が起こる」=初期条件のわずかな違いが、将来の結果に大きな差を生み出す、という意味のカオス理論の一つ。この理論は、『スライディング・ドア』って映画がいい例。目の前の電車に乗れるか、乗れないかで、人生はガラっと変わる。うん、この「バタフライ・エフェクト」って映画タイトルはなかなかいい感じですよね♪


ただ一つ気になったのは、冒頭の少年期で書いた絵です。なんであんなの書いたんだろ? 他のシーンは理解できたけど、あの絵はなに? わかる人いれば教えてくらさいw。
この映画って『トゥルーコリング』に似てますよね。どちらも面白いけど、僕はこれの方が良かったです♪『トゥルーコリング』はまだほとんど見てないから一概には言えないですけどw。
ま~そんなこんなで、ドキドキするしね、泣けるんですよね。自分ならって考えると、胸が苦しい。みんなが幸せになる方法なんてないのかもしれない。でも本当はない事もないのかもしれない。つまり、人の幸せを、幸せって思えることが出来ればいいんですよね。主役の男性は最終的にどういう行動をとるのか、どんな結論に満足するのか…それが切なくて、どこか温かい。言葉だけじゃ伝わらない優しさを感じました。


いやぁ、いい映画だったなぁ。もっと大きい劇場でやるべきだよ。『宇宙戦争』や、『ランド・オブ・ザ・デッド』より断然いいのにさっ。て事でおすすめですー。もうすぐしたらDVD発売されますよ。劇場版とは違うエンディングもあるんです。僕的には、もう1つのエンディングのが好きですね~♪映像では見てませんがw。




シン・シティ

<キャスト>
ブルース・ウィリス
ミッキー・ローク
クライブ・オーエン
ジェシカ・アルバ
ベニチオ・デル・トロ
イライジャ・ウッド 
ブリタニー・マーフィ 
ジョシュ・ハートネット 
デボン青木

<スタッフ>
監督:ロバート・ロドリゲス:フランク・ミラー
特別監督:クエンティン・タランティーノ
製作年:2005年/製作国:アメリカ
カラー/2時間4分


<採点>
77点

<ストーリー>
『デスペラード』のロバート・ロドリゲス監督が、アメコミ界の人気者で本作の原作者でもあるフランク・ミラーとタッグを組んだ最高に刺激的なエンターテインメント・ムービー。
憎しみと裏切りが支配する罪の街=シン・シティで、ある日3人の男達は、絶滅したはずの愛に出会う。彼らは、愛する女を闇の権力から守るため、命懸けの戦いに挑む…・


<感想>
お~これは斬新な映画~ってのが第一の感想。とにかく映像がいいな~~、かっくいいです。白黒の中浮かび上がる血の色、口紅の色、ドレスの色。まったく新しい映像世界を作りあげましたね。これね、真似る映画出てくるんだろうな~~。
内容はね、実際あまりないですw。愛した女を命がけで守る男。簡単にいうと、ただそれだけ。でも、なぜか捕えて離さない世界があるんですよね。出演もかんなり豪華ですね~。ブルース・ウィルスはなんだかかなり男前ですね。こんなかっちょえ~彼は、はじめてかもw。ジェシカ・アルバはかなり綺麗ですよね。「ダークエンジェル」の主役なんですけど、めちゃ綺麗になりましたね~。女は変わりますわ~。見違えました。ウィンクするシーンなんて最高~に可愛い♪ん~もし目の前であれされたら、後ろにボテーンとぶっ倒れますね。とまぁそれくらい魅力的って事です。あ、やばい話が大幅にズレてる(笑)。まー出演はとにかく名前も聞いた事ある人多いし、名前知らなくても「あー見た事ある」って人だらけでした。「ロード・オブ・ザ・リング」のイライジャ・ウッドの役は凄いね。うすら笑みを浮かべた表情がもーー印象に残りまくり!この映画は3話の物語からなるんですけど、2話目のミッキー・ロークの話が一番良かったかな。これにイライジャも出てきます。
で、色んなブログなどでもたたかられてますが、グロイし面白くないとw。まぁまぁ気持ち分かります。見ようによっちゃーかなり暴力描写は激しいです。グロイです。でも、僕はあまり気にならなかったかなぁ。リアル感はないし、本当にグロイシーンはイラストになってたし。そんな言われるほどじゃないような気が…。もっとリアルでえげつない映画は何度も見てきたし。これはアメコミ風だし、僕は大丈夫でした。
賛否分かれる映画ですけど、僕は『賛』ですね。とにかく斬新だったから、記憶に残る映画になりそうです。

恋に落ちる確率

<キャスト>
ニコライ・リー・カース(「フレッシュ・デリ」)
マリア・ボネヴィー(「エルサレム」)
クリスター・ヘンリクソン

<スタッフ>
監督:クリストファー・ボー
製作:ルミール・ハメリッヒ
音楽:トーマス・ナック
製作年:2003年/製作国:デンマーク
カラー/1時間32分
2003年カンヌ国際映画祭カメラ・ドール受賞


<採点>
77点

<ストーリー>
恋人と友人に恵まれ、充実した日々を送るアレックス(ニコライ・リー・カース)。しかし、美しい人妻アイメ(マリア・ボネヴィー)と出会い恋に落ちたことで、彼の運命は一変する。住み慣れたアパートの部屋が消え、友人や恋人さえ彼を知らないと言い、アレックスは途方にくれる。

<感想>
これは賛否がくっきりわかれる映画ですね。むしろ否ばかりじゃないかなって思う。ていうのも、終始訳わからんから(笑)。でも僕はそれを意外に楽しむ事が出来ました。普通にストーリーを追うだけじゃ、絶対つまんないってなるから、もっと違う発想で。映画の中でおかしな世界に迷いこんだって思えたらいい。映像の作りもそんな感じですしね。そしたら、よく解らんけど胸がキュっと切なくなる。こと恋愛にかけたら、その『よく解らん』とこがイイんですよね!とまぁ褒めてますが、どっちかって言うとはっきし言ってお勧めではないです。「意味解らんかったわー!」と、否定されまくりそうだから(笑)。でもある意味見て欲しい。そんな不思議な映画です。


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シンデレラマン

<キャスト>
ラッセル・クロウ (「ビューティフル・マインド」)
レネー・ゼルウィガー(「レネー・ゼルウィガー」)
ポール・ジアマッティ(「サイドウェイ」)

<スタッフ>
監督:ロン・ハワード(「ビューティフル・マインド」)
製作:トッド・ハロウェル (「ダ・ヴィンチ・コード」) 
製作年:2005年/製作国:アメリカ
カラー/2時間24分


<採点>
78点

<ストーリー>
絶望的な貧困の中で家族のために必死にチャンスをつかもうとする男の実話を基に描いた感動の人間ドラマ。
ボクサーとして華やかな戦歴を持つジム・ブラドック(ラッセル・クロウ)だったが、全盛期も過ぎ、ライセンスを剥奪されてしまう。そのため日雇いの仕事をしながら妻(レニー・ゼルウィガー)や子供たちと暮らしてしたがその生活は貧しく、食べ物を買うことさえもやっとだった。

<感想>
劇場で実話と知りました。これが実話って、すごすぎ。かっこよすぎですよ。とりあえず、見る前からある程度までわかりますよね、展開が。それでも感動しますよ。わかっていても泣かされる。それが実話だからなおさらにね。
ただね、えらく大々的に話題になってますが、そこまでではないなぁと思います。とってもいい映画だけど、めちゃめちゃいいレベルではなく、無難にいい映画だったーと思うちょっとだけ↑くらいですw。だから78点。同じボクシングものでいえば「ミリオンダラー・ベイビー」のがいいですね。深いというか、残るから。
でも、このブラドックってボクサーはめっちゃ男気があってほんとかっこいいって思う。男性はぜひ見てほしい映画でもあります。亭主関白で、やいのやいのーと偉そうにしてる事がかっこいいと勘違いしてる旦那。嫁の顔色気遣って、優しさを演じてる旦那。息子に平気で嘘ついたり、仕方ないって言葉ですませて約束破る旦那。ぜんぜん駄目!ブラドックを見習ってと言いたい。極端な言い方だけどねw。とにかくブラドックは男です。家族を守るため、約束を守る為にはすべてのプライドを捨て、人々の希望のために、時には自分のプライドのために戦う。そして…
あーー、ホント心暖まるいい話です。ポロポロと涙が零れました。こんな男、こんな父親になれたらいいなと思いました♪