ある森に人を化かすことが得意な
たぬきとキツネがおりました。
きつねさんが言います。
「たぬきくん。たぬきくん。」
「なんだい?きつねさん。」
「君と私でどちらが人を化かすのがうまいか勝負しようじゃない?」
するとたぬき君は言うのです。
「え~?面倒だよ。」
すると、キツネさんは言いました。
「あ、負けるのが怖いんだ?」
その言葉にカチンときたタヌキ君は言い返します。
「なにぃ?きっと僕の方がうまく化かせるさ!」
「どうかしら?」
「そうさ!じゃあ、なにで勝負する?」
「そうね、じゃあ、もしもタヌキ君が私みたいな美人になってあの人間をだませたら私は負けを認めるわ。」
「よしきた。」
そう言うと、タヌキ君はとても素敵なキツネさんに変身しました。
そして人間の前に出て言ったのです。
キツネに変身したタヌキを見た人間はびっくりです。
「あ、お前はさっき俺を騙したキツネ!懲らしめてやる!」
森に大きな悲鳴が聞こえました。
「さすがね。タヌキ君。私の負けだわ~。おほほ。」
キツネはにやりと笑っておりましたとさ。
ちゃん。ちゃん。
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*物語はフィクションです。*
女狐には気をつけましょう。おほほほほほ。