ずっと、好きだった彼に思いを伝えられないまま私たちは別れた。

 

「あ~ぁ。もう卒業・・・か。」

 

そんなとき、小さな緑の妖精が私の前に現れあらわれです。

 

「お嬢。お嬢?」

 

「え?あなたは・・・?」

 

「俺かい?俺はきれいな妖精さんさ。」

 

「妖精?」

 

「羽生えてるね。」

 

「見てたぞ、お前・・・恋してるんだろ?このまま想いを伝えなくてもいいのか?」

 

「でも、きっと・・・。」

 

「いいかいお嬢。お前さんに教えといてやる。奇跡の一歩を踏み出す魔法はお前の勇気しかないんだよ。」

 

「・・・そうですよね。妖精さん。私、メールしてみます。」

 

 

 

――ブルルルル――

 

 

 

「・・・。」

 

「なんだって?お嬢?」

 

「・・・メールアドレスが見つかりませんだって。」

 

 

 

 

 

 

ちゃん。ちゃん。 

 

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*物語はフィクションです。*

 

勇気を示すときそこには常に高い壁がそびえ立つ

 
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「浅見さん。」

 

「何?」

 

「子どもは何人くらい欲しい?」

 

「ん?2人くらいかな・・・?」

 

「私。出来ちゃったみたい。」

 

「嘘?本当?パパになるの?」

 

「楽しみだね。」

 

「うん。」

 

「でね。見てもらいたい絵があるの・・・。」

 

「どんな絵?」

 

「私が書いた理想の家族よ!」

 

「見せて。」

 

 

理想の親子…

 

「うわぁ。とってもかわいいね」

 

「うん。奥の2人が私たち。」

 

「で、手前がまだ見ぬ子どもたちか。」

 

「うん。」

 

「かわいいね。本当、楽しみだよ。この絵は僕にとっても理想の家族だね。」

 

「ホント?よかった。おなかすいてない?そろそろ準備するわ。何がいい?」

 

「うん。任せるよ。君の料理は美味からね。」

 

「ふふ、ありがと。」

 

理想の親子…

 

 

「そうかぁ、カリンちゃんの理想の家族かぁ~」

 

 
理想の親子
 

 

 

 

「ん?」

 

 

 

 

 

 

 

 


理想の親子!?

 

 

 誰の子~!?

 




 

 

ちゃん。ちゃん。 

 

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*物語はフィクションです。*

 

男にはわからない女の気持ち。

女にはわからない男の気持ち。

思い合うが故の勘ぐりは破滅を導く

  
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「みなさ~ん、将来の夢はなんですか~?絵にかいてみてください」

 

「は~い。」

 

数分後。

 

「あら、雅美ちゃんは大工さんね。」

 

「湊君は?とび?」

 

「香苗ちゃんは?消防士?」

 

「修平君は?艦長?」

 

「正也君は?すし職人?」

 

…なんだか濃いのが多いな。

 

あれ?有紀君は普通のサラリーマン?

 

「これはな~に?」

 

「パパだよ!」

 

「へ~?いい絵だね。」

 

「・・・ん?」

 

怜奈ちゃんは光る人?アイドルかしら?

 

「怜奈ちゃんは何になりたいのかな?」

 

「無敵!」

 

 

 

 

 

 

ちゃん。ちゃん。 

 

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*物語はフィクションです。*

 

 

私も心の折れない無敵さんになりたいです…

  
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