9月27日 火曜日
八十神高校 屋上
這子さんに呼び出され俺は屋上に向かった。
「天児君 私たち付き合ってるけど あまりイチャつくのは良くないと思うの」
「なんで?」
「あまりベタつくとその・・・私の立場 なんて言うの 学校での立ち位置が悪くなると思うから」
「別に気にしなくていいんじゃない? 這子さんも普通の女子高生なんだし」
「と ともかく! わ 私もどう貴方と付き合っていいかわからなくて・・・その」
「え・・・と あ こうしましょう! ふ 普通通り!恋人になる前と・・同じ!」
「俺は普段どおりだけど・・・」
「いいの! じゃあ そういうわけだから・・・私生徒会に行くから」
去り行く彼女を俺は後ろから抱きしめた。
「きゃ! ちょっと なにするの!」
「誰もいないここでなら・・・気兼ねく恋人を演じれるよ・・・」
彼女は驚き嬉しくも困ったも恥ずかしい表現しがたい表情を魅せたが嫌がってはいなかった。
「も もう・・・ううん・・・誰も見てないなら・・・悪くないわ・・・ね・・・」
二人のゆふかげはより重なりしばらくの時間が過ぎてゆく・・・
完
というような夢を見たので現実世界で物質化しましたw