前回のあらすじ
御玖莉の先祖と謎の人物フィリス・ファラオが激突!
紀元前XXXX
シリア
私は人を殺めることなく血塗られた戦を止める事ができる
「人が享楽に耽る根底にあるアダムとイヴの楽園への希求を呼び覚ませること・・・」
その通り しかしお前には通じないようだな
「戦を止めるのは賛成だが その秘儀を人に伝授させるわけにはいかない」
教えるのではなく思い出させるのだ・・・神が喜びを持って我らを創った気持ちを
「お人よしだな そこまで人は到達できやしない」
ならば止めてみせなさい
ああ
マハコウガ!
「分子流転・・・」
マハエイガ!
ドカ!
「もう お兄様ったら 理由なんてともかく強い人と戦いだけなんだから」
あの者は善なる目的で秘儀を使うようですが・・・よろしいのですか?
「お兄様と同意見 まだ時期尚早です 下手したら我らの文明崩壊の二の舞になるでしょう」
つづく