前回のあらすじ
外での瞑想に躊躇する人のために、積極的にやろうと決めた御玖莉。
心身共に綺麗になろうと精進料理を出そうと提案した迦恵莉でした。
総本山
「伊奈利天児 参りました」
「みんなで外瞑想やるって聞いているとは思うが 精進料理も出す事になってな」
「精進料理ですか~ いいですね」
「そこで 料理の得意な天児様の忌憚なきご意見を聞きたいと思い お呼び立てしました」
「そうですね・・・お店などで出す料理は バラエティに富んで一貫性がない気がします」
「あれも これも出すって感じか?」
「はい 例えば旬の食材に絞って 調理法を変えて出してはどうでしょうか」
「道灌様も旬の物が良いとおっしゃってました」
「成程な 流石はプロの意見だ ようし! トータルプランはお前に任せた」
「別にプロって訳では・・・バイトでっ・・・と って おっ 俺がですか!?」
http://ameblo.jp/amakatz/entry-11360735220.html
「うむ 迦恵莉も料理が出来るが 全体的な総指揮として任せたい」
「はあ~・・・ 俺で良ければ・・・」
「実はテーマもあるんだが フレンチ風な精進料理をよろしく」
「フ・・・フレンチ風 精進料理・・・」
「それと 何かに使えるかも知れんから これを持ってけ」
「おお! トリュフじゃないですか こんな黄金色で・・・かなり貴重じゃないんですか?」
「松科である生命の樹から取れた松露ですよ」
http://ameblo.jp/amakatz/entry-11677173568.html
「な 何と! これは凄い ・・・頑張ります!」
天児の究極の精進料理完成への険しい道のりが歩まれた!
しかし・・・後に天児の身に恐ろしい事が起ころうとは知る由もありませんでした。
つづく