あらすじ
クランホームの建築材探しにナカノの森へと探索する事となった間人と美ら。
伐採の許可を得る為、生命の樹からの問いに答える間人だが・・・
ナカノ樹海
リーンリーン
「気のせいかな 響きが強まったやさ・・・」
究極の家とは何か?
「す・・・少し・・・時間をくれませんか?」
いいだろう
「お兄ちゃん ぜぇーったい意地悪な質問だよ 究極の家だなんて(ノДT)」
「う・・・うん・・・」
「コレ!と答えたら難癖つけて違うって言うヤサ!」
「ひとつ言えるのは曖昧な質問という事は答えも抽象的って事かな」
「クランホーム!・・・じゃダメなのかな?」
「たぶん質問の意図は別な事だと思う・・・」
「あ 見て 朝日が昇ってる」
「あれからこんなに時間が経ったのか」
「きれ~い こんな高い木の下で見るの初めてやさ」
「うん 何て神秘的なんだ」
「あ~お兄ちゃんの考えた丸い家 現実でも住んでみたいやっさ」
「ああ 近い将来な・・・ ん? 太陽・・・ 丸い家? 丸い・・・まる・・・」
あーーー!
わ!
「そうか そういう事だったのか! 解ったぞ 美ら 究極の家が!」
「ほんと?」
「ああ 質問の意味がな!この世界と僕等の住む世界の過去にその答えが!」
つづく