総本山 本堂
「ニャム 総本山でのクランホームの建築願いは受理した」
「良かったわ」
「ぢゃが 見た目だけの上っ面だけぢゃ駄目ぢゃ それ相応の智慧を持ってるか試そう」
「そーきたかオヤジ 間人出番だ!」
「はい 間人と言います クランホームの設計を任されました」
「ニャム・・・凛々しい知性あふれる目をしておる・・・御玖莉め 良い仲間を持ったの」
「え そ そうですか(汗」
「お兄ちゃん 照れちゃって」
「まー 俺の人格のたまも・・・ ギュ あう」
(お兄様 お静かに)
「ニャム 間人よ 何故にこれが金剛界曼荼羅を再現してるか聞こう」
http://ameblo.jp/amakatz/entry-11420799623.html
「はい 3つの輪は生命の樹と同じ3つの円柱を意味しております」
「何!? 東洋風なのにか」
「ニャムムム~・・・ではこの丸い建物そのものは何じゃ?」
「はい 実はこれはある3つの神器を合体させたものなのです」
「な なんと!」
「この絵にまだ秘密があったなんて・・・」
「三位一体では一つの状態で3つである事が隠れてしまいます」
「ニャム」
「であるからして三位三体こそ真理の姿と言えます」
「ニャムムム~何だか難しくなってき・・・ツネ いて」
(お兄様! 失礼です)
「ではその三位三体とは何物ぢゃ!?」
「金剛界曼荼羅の・・・いえ ガイア教での御父 御子 精霊のトリニティとはこれです」
バン!
おお!
「こ・・・これが金剛界曼荼羅の正体・・・」
「密教観想宝珠型容器といいます」
「確かに絵にソックリ・・・」
「設計の絵では土台は省いてますが 下から蓮華 金剛杵 宝珠の三層構造になってます」
「ニャム・・・ 見事! 三位一体と三位三体の奥義を悟ったか・・・」
「それぞれの神器が御父・御子・精霊に対応しております」
「間人君 凄い解析力だ」
「つまりガイア教もメシア教も元は一緒って事?」
「理屈ではそうなりますが本物の神器を見た事がないので何とも言えません・・・」
「ニャム あっぱれぢゃ 総本山でのクランホームの建築を許可しよう」
「やた! ありがとうオヤジ」
総本山
「ふ~緊張した~」
「お兄ちゃん やったねb」
「御苦労さん これで無事に年を越せるな」
「ええ 私もこの世界に来て実りのある一年になりました」
「俺も素晴らしい体験をさせて頂きました」
「では 最後にお兄様に執りを務めてもらいましょう」
「おう みんな良いお年を! 来年もヨロシク!」
つづく