イタリアの8/15は三大国民的祝日のひとつ Ferragosto | イタリアをとことん味わい尽くすブログ

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イタリアナビゲーター☆Miyukiです


酷暑が続いていますが、夕方を過ぎると風が少し涼しくなって夏も終わりに近づいているんだなあと季節感を感じています。


今日 8/15は、日本では終戦の日

平和への誓いを新たにする日ですね。

日本ではこの日で終戦を迎えたわけですが、
日本と一緒に三国同盟を組んでいたイタリアは、少し早く1945年4月28日に北イタリアのComo近郊でBenito Mussoliniが処刑された事によって終わりました。

↓少し前に、Ferragostoの事を記事にしているのでこちらもどうぞ
8/15 Ferragosto



イタリアの三大国民的休日は、

Pasqua(復活祭)
Ferragosto(聖母被昇天の祝日)
Natale(クリスマス)

この3つなんです。


「聖母被昇天」と日本語で書くと意味が少しわかりますが
聖母マリア様が、人生の終わりに肉体と魂を伴って天国にいかれた日としてお祝いしているそうです



イタリア人みんながカトリックというわけではないので、
私の友人のイタリア人仏教徒は、
「クリスチャンではないから、Ferragostoを祝うというよりも単に夏を楽しむ」
と言っていました。


初詣には神社にお参りに行ったり、お盆は帰省したり、
宗教を意識せずとも、宗教行事自体が生活に馴染んでいる日本人とは、違う感覚なのだと思って捉えています。




かくいうイタリア人にとって、この日は「夏休み」のピーク

そして、Ferragostoを境に、夏が終わるね。的な気持ちになるそうです。


では、この夏休みのヴァカンスシーズン真っ只中にイタリアにいる外国人(日本人)はどうしているんでしょう?



現地日本人は、断然的に1の過ごし方が多いようですが、
私は、2を選択して来たこともあり、
私としては、
「夏の期間にイタリア現地で過ごす私たち外国人のベストな過ごし方」としては、
1よりも2をオススメします!



1、淡々と仕事に勤しむ(街は閑散としていて結構悲しい)

2、イタリア人の友人と共に、イベントを楽しむ!
 誘ってもらえるようなお付き合いを日頃から関係性を作っておく





やっぱり、現地人と一緒にその生活を共にするってところから、学ぶこと、自分を知る事って大きいです。

現地の方と結婚したりして、一度家族になってしまうと見えなくなってしまう暗黙のルール等もありますが、
(日本人と結婚するイタリア人の多くが、元々日本に興味があったりして出逢うケースが多い)

「友達」という関係であれば、
良い事もそうでない事も、日本人よりもずっと素直にはっきりと態度に示す国民性ってこともあり、

自分の中に潜んでいる野心や根性、タフさを見直したり、
外国人と生活する事のポジティブあるいはネガティブな感情だったり、
人生そのものを考え直すきっかけになるだろうと実体験からそう思います。


言葉が上手にしゃべれるかどうかっていうのは、確かに大事だけど1番大事ではないと思います。

結局、大事な事は、人としてどうお付き合いするかってことですし、
国籍や年齢が違っても、コミュニケーションが取れていれば、たいてい大丈夫です。

私は、現地留学したい方へ、個別のサポートをしていますが、
結構この辺りが腑に落ちていないと上辺だけのお付き合いの友達が増えてしまい、続きません。


日本人よりも、じっくりと人付き合いするんですよ。
現地で知り合った大事な友達と、長くお付き合いするには、
どういう心持ちでいると良いかってことを知っておく事は大事ですね。

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