銀座のシャネル内のホールでのリサイタル・シリーズ。前方席はVIP席なので、何だか豪華な雰囲気。ホール自体はシンプルだし、200人位のキャパのアットホームな空間なんですけどね。ピアノはフルコンではないけれどスタインウェイでした。本日はヴァイオリン・リサイタルで、休憩5分(!)を挟み、ほぼ60分のプログラム。どことなく、LFJな気分。

 

 一曲目のドビュッシーはヴァイオリン・ソナタなんだけれど、ピアノの音の多彩さ、柔らかい音色にゾッコン。音が濁ることなんてまったくなく、いきなり極楽気分。

 

 二曲目は無伴奏の曲ながら和音が固まりになっていていかにもクライスラー。ちなみに、曲目解説に「ミュージカルまで幅広い作品を残しています」とあったけれど、どんな作品を残しているんでしょうね。。。

 

 三曲目はブラームス。ショパンはピアノの詩人だけれど、ブラームスって誰よりもヴァイオリンの魅力を活かした作曲家ではないでしょうか。濃厚でエロティックで思わず悶絶してしまう作曲家。もし、オペラを書いてたらとんでもないことになったのではないでしょうか。

 

 アンコールはタイスの瞑想曲。ミイラ取りがミイラになったってナンバー。ここでもピアノの和音の連打でまったく濁らず、それでいてクレッシェンドになっていく技術に惚れ惚れ。って、ヴァイオリン・リサイタルなのに、何を聴いているんだか。やっぱりピアノが好き!