去年までは関西や金沢など地方公演もあったLFJですが、東京以外は地元の音楽祭となり,LFJブランドは東京のみ。そして、よみうりホールや読売ホールなど、点々としているサブ会場、今年は池袋です。
国際フォーラムは施設内の中庭やイベントスペースがあり、祭りとしての一体感がありますが、池袋は西口公園だけでなく南口公園までと範囲が広く、芸劇周辺は雑多な歓楽街なのでかなり客層が違います。音楽を聞くのではなく、ポケモンしてたり、コンビニで買って来たビール片手に宴会してたり、さらにはゴミだらけで長居したくない。。。屋外コンサートは、周辺のカラオケや路上ライブの音が混ざるし、雑音も多いし、そそくさと退散。丸の内の緑いっぱい、ラグジュアリーな空間いっぱいな音楽祭をイメージしていて足元をすくわれました。クラシック・ファン大集合な丸の内に対し、クラシック・ファンに侵食されることのない池袋。ある意味、ぶれてません!
今年はコンチェルトを中心にチョイス。名曲揃い。
M312
■出演者
ピアノ:ボリス・ベレゾフスキー
ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ドミトリー・リス
■曲目
ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 op.95「新世界より」から 第4楽章
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第4番 ト短調 op.40
@東京国際フォーラムホールA
ベレゾフスキーはラフマニノフの4番のコンチェルト。ほとんど無名の曲ということもあってか、二階席ガラガラ。というか、B席以外ほとんど人がいなくてビックリ。一階席は満席とのことでしたが、勿体ない。ベレゾフスキーは相変わらず、憎たらしいほどに難しいことをサラリと弾きこなしてて大家の貫録。さすがチャイコン覇者! お腹もますます貫録UP。そのうち、お腹が邪魔でペダルが踏めなくなるんじゃないかと勘繰ってしまいます。
M313
■出演者
ヴァイオリン:前橋汀子
クレージュ・トランシルヴァニア・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:カスパル・ゼンダ―
■曲目
メンデルスゾーン:「夏の夜の夢」から 序曲 op.21
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
@東京国際フォーラムホールA
前橋汀子のヴァイオリンは久しぶり。意外と音量がないのでホールAでコンチェルトは辛いです。聞こえない。。。アンコールは圧巻の名演。室内楽かソロで聴くべきでした。
M314
■出演者
ピアノ:アンドレイ・コロベイニコフ
ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ドミトリー・リス
■曲目
チャイコフスキー:イタリア奇想曲 op.45
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 op.26
@東京国際フォーラムホールA
こちらは音量もテクニックも抜群。フォーラムAの音響、みんなが言うほど悪いとは思わないんだけど(癖がないし)、でも、やっぱり、クラシックを聴くにはツライ部分があって、今年のラストは迎撃に移動することに。
M315
■出演者
チェロ:横坂源
ピアノ:ルーカス・ゲニューシャス
シンフォニア・ヴィルソヴィア
指揮:リオ・クォクマン
@東京芸術劇場コンサートホール
で、芸劇に移動してみたら、舞台が近い! 音が違う。さすがコンサートホール。
お客さんがあまりにいなくて気の毒でしたが、やっぱりショパンの1番は最高。
ピアノ好きにはこれ以上のコンチェルトはありません。
アンコールがなかったけど素敵なショパン。
屋台村もエリアコンサートも丸の内は街中がLFJだけど、池袋は屋台村なし、エリアコンサートの質・量ともにくらべものにならなく、芸劇の中に入っても、お客様状態。。。





