最後の成人式2022 | 黒子日記

黒子日記

日々黒いキモチになる出来事を自分勝手に書き綴るだけの自己チュー極まりない真っ黒な空間です



┌(┌*ΦωΦ)┐≡3フーッフーッ

第三子の成人式を迎えた2022


夢破れた中年のおハナシ(愚痴)です




猪突猛進でめくらめっぽう突き進んできた第一子の子育ては常に五里霧中


ズボッと沼に足をとられ

身体中泥だらけになりながら…


黄砂の舞う中をほふく前進で…


救護者を背負い土砂降りの中を下山する救助隊みたいに過ごしてきたこれまで




悔しいおもいをし…


砂だらけでジャリジャリの口の中で


傷だらけになりながら向き合って


樹海をさまようようにたどり着いた




そんな第一子の成人式


が、しかし!


第一子の成人式で起きた苦い思い出は



一生の記念のはずが真逆なトラウマとして残ることとなってしまい



そんなもんだと諦めた第二子の成人式は

やはりハタチなんて子どもの証明なんじゃないか?と認識した当時



成人式は親の日ではない

本人の晴れの日


だけどやっぱり親にとって

20年って生半可なものじゃないからおもいは募るもの



ほふく前進で擦り切れたヒザやら


埃まみれの老け顔の母親でも


ありがとうって言ってくれたら

それだけで…


報われたってなものを…





期待大で迎えた第三子のその日は

青写真のようにはいかず


まさかの些細な感情のすれ違いにより勃発するつまらないやり取り



いつもならそんなことに発展しないはずのことが


なぜがもつれてこんがらかる



プラスチック製の下敷きにフリースの腕でこすって発生させた静電気を頭上にかざしたみたいに髪の毛が逆立つ感覚




感情を表すLINEはしゃべるのと同じスピードで矢継ぎ早に届き


読んで返事を打つ間もない中年は返す言葉もない状態




とどめは『飯いらね』という『。』だった



まだハタチ

もうハタチ

ひとり

ふたりと


繰り返して三回目の最後の成人式で


夢に描いたのは


『お父さん(できればお母さん)ありがとう』の言葉

ただそれだけだった




スーツの出番が多くなるであろうこれからへのはなむけとしてあれこれ考え相談しながら選び

やっと購入にこぎ着けた腕時計も

当日開封するなり


バンドがちゃちい…

まぁ、一応ありがと


と、いうもので唖然




ちゃちいんじゃなくてチタンだから軽いんだよ


奮発したチタンも材質すら知らない本人からはちゃちい扱いを受けるしまつ



重いやつが良かった



あぁそうかい

それは知らなんだよ


ちゃちくてすまんね




何ヶ月も前からあちこち探し求めて歩いた日々


ありがとうを求めてたどり着いたのは

ちゃちいという…何それな驚愕





飯いらねの夜に第二子と話す



自分もハタチのその頃はこんな髪型でそんな服装だった苦笑という若気の至り




ハタチって一番バカな時期なのかもしれないね




苦笑いしながら



うん、そうだったな

そうかもな…


自分を振り返り笑うことのできる第二子は

トンがったその季節を越えて少し


ハタチのそれよりは落ち着いたのだろう



何かあったのか?と聞かれ


吐き出す胸中の一部




情けない妄想中年


第一子

第二子

と、奔走する中

まだ小さかった第三子はいつも癒しの存在だった




苦しい時間を乗り越えられたのは

その甘えた姿と癒しがあったからに他ならない



が、





が、よ!




やっぱりわが家のハタチはそれぞれに未熟なのだ

きっと自分もそうだったに違いなくて





ただの通過点にすぎない











傷三個ワンセットでもれなく送料無料笑




ハタチどんだけアホなん?笑




父親にはわかるまい⬅もはや八つ当たりでしかない笑



母親やさぐれ🦁の子どもの成人式へのおもいなど



もちろん成人式を迎えたとは言え

何も変わらない


ないけれども



せめてその日くらいは穏やかに

少しくらいは猫かぶって

お母さんありがとうってさ


いい気分にさせてもらいたかったよね正直




もう二度とないその日


いくら違う場面でありがとうをもらったとしても

もうハタチの瞬間は過ぎてしまったのだ



その日

その時

その場所で



何だか東京ラブストーリーみたいになってきたなカンチ




とにかくもうやさぐれ🦁のハタチの楽しみはぶち破れてしまいましたよ




ほんの些細ななんて事ない楽しみですけれど


過ぎてしまいましたとさ




乾杯も赤飯もない食卓



笑顔と安堵とはかけ離れたつまらなき夜




ちくしょう!またもや小梅太夫な中年


湯船でこっそり心が叫ぶ2022・1・10




(´Д`)ハァ…



へし折れた