コロナの影響で1・2年生も臨時休校
最善の対策をしつつ自動車運転免許の取得に励む!
はずが…
自粛と称したオンラインゲームに興じる日々
外出を控えるなどという都合のいい名目で
夜中の睡眠不足を日中に確保し
呆れるほどにゲーム三昧
教習所は既に誕生日一ヶ月前から申し込みをし
このような事態となるとは思わなかった当時
本当ならば厳密に言うと教習所だってアウトだと思う
3密に該当するものと解釈している
だから講習では距離を取り
マスクをし
換気の為に外に出て
できることを重ねてなるべく早目に取得して欲しい親心とは裏腹に
当の本人ときたら
ゲラゲラ笑ってゲームに燃えて終わった三月
ご多分にもれず専門学校も授業開始が一ヶ月伸びた中
時間短縮
マスク着用
アルコール消毒を施して
先生と入学生のみで執り行われる予定の入学式
何も自覚はなく
危機感もゼロ
ただのんびりする時間が増えただけにしか映らない戯け者の三男に業を煮やす中年
そんなキリギリスみたいな様子を見ていると
心が萎える
区切りもケジメもなく
若者には余るエネルギーの向けどころもない現状に持て余すのはわかるけれど
何なん?その生活
話の通じない反抗期後期
言ってもスルー
のれんに腕押し状態で捕まえようにも手応えのない現代っ子に翻弄される昭和中年
あぁ…
言葉もない…
内定取り消しという残酷な事態が発生する中
アルバイトでさえ見つけにくいこの先に
バイトも辞めると言い出す始末のアホウドリを見つめ
途方に暮れる心
バカか?
今みんな苦しいおもいをしていて
なるべく協力し合って折り合いをつけ我慢している職場事情であるにも関わらず
辞めるって…?
せっかくの居場所さえ自ら手放すという理解不能な発言についていけないズタボロな中年ハート
今、忍んでいくらでもできる限り稼がなくてどうする
アリとキリギリスを思い出す
あぁ私は
私は…
どうやらキリギリスを育ててしまったようだ
昭和時代の自分は努力と根性論で生きてきた
どストライクな星飛雄馬だ
何も通じない宇宙人のような三男のそんな様子をみていると
自分がただのバカでしかないように思えてくる
そりゃそうだ
根性論なんてありえない
真逆な子育てマニュアルでそんなことを言えば逮捕されるレベルの世の中だ
しつけと称した虐待だと鬼親のレッテルを貼られてしまうのだろう
という溜まった愚痴を呟いた今朝
ハズバンドに一刀両断
自分がそうさせたんだろ…と
はい…ぐうの音も出ません
それが正解です
私が育てました
キリギリスの親は私です
教習所へ行かないのも
ゲームをさせておくのも
手に負えないこと
手を焼くこと
もうそこから逃げたいけど逃げられないのは
親である自分を責任です
まだまだ青い青二才
はらぺこあおむしだった幼き姿が頭に浮かぶ
おかあさん
ごめんねぇぇぇぇ!と泣いて詫びた子どもだって頃
夢みて育てて間違えました
きっとわかってくれる
きっとわかる日が来る
いや、まだ来ないな
来るのかな?
どうなんだろ…
お父さんもお母さんもさ、コロナかかったら死んじゃうかもしれないじゃん?
何とか気付いてくれよ
もう少し
考えて
弱音
弱気
愚痴
今の自分
ウイルスに負けそうな要素しかない
そんなの関係なく
花は咲く
キレイだ
