こんにちは
40年以上の人生相談をしていると
あっという間に、相談者の子供達が大人になっています
思い出深いのは
相談者であるお母さんに連れられてきた小学校2年生の女の子が
ある日、近所だったので、お母さんに内緒で一人だけで私に相談をしにきました
ポケットからくちゃくちゃになったメモ用紙を取り出し
そこに書いてあった相談内容を読みあげてくれました
「どうしたら、友達と仲良くできますか?」
「学校はいかないといけないのですか?」
「お母さんとお父さんが、良い大学に入らないと幸せになれないと言ってました。それは本当ですか?」
「どうやったらケーキ屋さんになれますか?」
そして、最後にポケットからお財布を出して小銭をあつめて、私に鑑定料を払いそうになったので、さすがにそれは止めました(笑)
その子が今は27歳
先日その子に会った時に、その時のことを聞いたら
恥ずかしそうに「覚えてる・・」と言ってました
いじめにもあって、友達もなかなかできなかったし
良い大学にも入れず、ケーキ屋さんにもなってないけれど
今が幸せだと言ってました
もう一人、一生忘れられない男の子がいます
初対面の時、中学1~2年生
お父様が一流企業の社長さん
お母様はアメリカの一流大学卒業の才女
母方のおじい様が東大出身で代議士
おじい様の持論は東大以外は大学では無い
ということで、生まれた時から彼は東大に入ることが義務づけられていました
高校1年生までは順調だったのですが
その頃将来の仕事にしたいものと出会い
東大受験をやめたいと両親に言ったところ
もちろん却下
彼は自分の夢を諦め、勉強をし東大を受検しましたが
受験1回目は不合格となりました
翌年も不合格
私は他人の家庭にはよっぽどでない限り口を挟まないようにしていましたが
なんとなく嫌な予感がして
「息子さんを好きな道に戻したほうが良いのではないか」
と電話をしました
「小梅先生、お気持ちはありがたいですが、息子の○○は東大しかないのです」との返事
3回目も不合格・・・
そのまま4浪しました
とうとう受検5回目。彼は東大を合格しました!
そして、合格発表のあった夜、自分で天に帰りました・・・
様々な経験をさせていただきました・・・
小梅は、毎日覆面校長をしながら
子供達に囲まれた生活をしています
とても幸せな毎日ですが
それと同時に、現代日本の教育や社会が抱える闇や問題点は明らかに見えてきます
小梅は尾木ママのような教育評論家ではないので、
教育そのものを語るつもりはありませんが
オネエ言葉はしゃべれます(笑)
40年以上のRay(霊)視相談
毎日沢山の子供達と関わる覆面校長をしていると
本来のあるべき教育の姿
幸せな人間作りとしての教育
教師や指導する人間に求めるものは
はっきりあります
でも、今すぐに教育改革はできませんし
教師の方々も毎日どれだけ重労働でご苦労されているかもわかっているので、教師が悪いなどとは言えません
親の意識や常識を方向転換させるのも容易ではありません
だから、小梅は、ことあるごとに未来の日本を担う子供達に
「あなたは素晴らしい子。何があっても大丈夫だから、自分を信じなさい」と声がけするようにしています
具体的なRay(霊)的な教育について
また明日書かせていただきます
年に数日だけ真面目になれる小梅さんの本
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