地獄の閻魔様は

嘘をついている人を釜で焼くだけなので

嘘をついていないなら

怖がる心配はありません



子供の頃はたくさん嘘をつきました



今でも覚えている酷い嘘の一つは

私が10歳の時

私を捨てて、2年ぶりに戻ってきた母の手に

赤ちゃんが抱っこされていて

その子が、10歳年の離れた

父親違いの弟でした



母に抱かれた姿をみただけで

弟の方が大事にされていると勝手に思い

その瞬間から、弟を妬ましく思い嫉妬しました



その負の感情は、子供ながらに

惨めで恥ずかしかったので

それがバレないように

日頃は弟を可愛がるお姉さんのフリをしました



弟が歩けるようになった頃から

私の弟へのイジメと、大人達への嘘が始まりました



イジメと言っても、さすがに

弟に痛みや危害を加えるものではありません



大人に褒めて欲しくて、私を見て欲しくて

かまって欲しくて

「さすがお姉ちゃん」って言って欲しくて…



「あっくんが、コップを落として床が水だらけになったから、拭いておいたよ!」



「あっくんが、私の教科書破いたけど(自分で破いたもの)怒らなかったよ!」



あっくんが、あっくんが、あっくんが…



弟をたくさん陥れて

たくさん嘘をついてきたのに



日常は何も変わらず

家族は、天使のように可愛い弟にぞっこんで

弟は悪い子

私は良い子として

家族内での価値を高める作戦は

ことごとく失敗しました



ある日、私は気づきました💡



私が嘘をついていることを

もし家族にバレていなかったとしても

(実際は、家族は気づいていたと思うが)

自分自身と天(神)は知っていて

それは消えることのない

誤魔化すこともできない

なんとも苦しいことなのだと



でも、それに気づいたところで

私の嘘はだいぶ大人になるまで止まることは

ありませんでした



今ならわかります

なぜ嘘をついて生きてきたのか



「本当の私だと愛されないから」



嘘には優しい嘘もある

人を陥れる嘘もある

自他の双方を傷つける嘘もある



嘘をつく理由は人それぞれだと思いますが



嘘は嘘であり

嘘をついている人間が一番苦しい😖



いつの頃からだろう

自分が癒されれば癒されるほど

自分が自分を認められるようになればなるほど

嘘は必要なくなり

どれだけ自分に正直に生きられるか

とゆう、生き方に変わっていた✨



私にとっては、去年の年末

20年の結婚生活に終止符を打てたことは

ずっと手放せなかった

最後の大きな嘘を手放したことでもあります



家族だから、子供がいるから

バツ2になるから

長女の嫁ぎ先の家に心配かけるから

ここまで頑張ってきたから

還暦から元夫を一人にすることに罪悪感があったから、とゆう理由で、

とっくのとうに夫婦として終わっていたのに

元夫を愛することがもうできないと

ずいぶん前から気づいていたのに

それでも、離婚しないとしたら

私は自分の嘘で自分を縛り

幸せになれなかった



幸せになりたいなら

自分に正直になることは避けられないよね

自分が何を望み、何を望んでいないのか

何をしたいのか、したくないのか

何が欲しいのか、欲しくないのか




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