ムーチー（訳して「餅」）の日

今日　沖縄は　「ムーチーの日」の日だった

月桃（方言で「サンニン」と言う）の葉で白玉粉の餅を包んで蒸すと出来るのだが

月桃の甘～い香りがして　味の付いてないプレーンの白餅でもほのかに甘く美味しい

また紅イモや黒糖、カボチャなど好きなのを混ぜてカスタマイズも出来る

毎年大体そうなのだが　ムーチーの日はとても冷える

今日もそうだった…

1月や2月にも汗ばむほどの陽気になる日もある沖縄だから

不思議と言えば不思議な気がする

昔の人はこれを「ムーチーびーさ」と言った

「びーさ」の方言は訳すると「寒さ」である

「ムーチーの日が来ると冷える」と言っていたのである

ムーチーにまつわる民話もあるのだが

内容が内容なだけに

子供たちにはまだ話せずにいる

Ｒ－18指定といったところか…



私はこのサンニン（月桃）の匂いが大好きで

気分のすぐれない時に嗅ぐと　なんかすっきりしたりする

意外に道端や人の家の庭にあったりして

ほんの少しですごく香るので　

手を伸ばしてちょっと失敬して

指でつぶして匂いを嗅いでいるのである

実はサンニンには殺菌・抗菌効果もあるようで

私だけかもしれないが大事な100％天然リフレッシュアイテムとして重宝してる



ムーチーにまつわる民話をリンクしておきます

興味ある方は読んでみてね

■鬼餅（ウニムーチー）の由来