この記事の取材のために

オープン前の内覧会に参加し、

すっかりファンになってしまった

「渋谷ニッカ」。

 

昨日、ダンナといっしょに行ってきました。

 

一度行ったからわかるけど、

初めての人はたぶん、通り過ぎてしまうと思う

さりげなさ…

 

(このエリアの飲食店の派手派手しさに

目が慣れてしまうと余計に)

 

看板、これだけですよ…

まさに隠れ家。

 

取材日にはまだなかったメニュー

 

 

 

お通しは、茄子とあきたこまちのすり流し

 

そういえば、姉妹店の「びゃく」もお通しは

汁ものだった…。

 

12種類の野菜のおばんざいから選べる

3種のおまかせ盛りあわせ  その①

 

※美味しくて、リピート注文したから

 

天然茹で蕨 土佐醤油

 

このお店の売りは、

 

*70年以上続く秋田の老舗八百屋『保坂青果』

(オーナーの奥様の実家だそう)

が目利きした旬の野菜

*京都の一流和食店で修行した若き店長が調理

 

それを一番、実感したのがこの一皿。

 

わらびなんて、秋田で子供の頃、

山菜シーズンには

死ぬほど食べさせられたのに

 

(おかずのメインがわらびのマヨネーズ醤油がけ

副菜がわらびとろ味噌汁の具がわらび

なんて日もざらにあった)

 

こんなに美味しいと思ったのは、

人生初めて!

+.( *≧∇)ノノノ*オオォォ*.☆゜・


 

極上のわらび×京料理の調理法

だと、こうなるのか!

という驚き。

 

実家でわらび料理を食べなれていたダンナも

同じようにびっくりしていた。

 

きくらげ好きのダンナがリクエストした

冬瓜と生きくらげ 梅煮

 

きくらげの厚みとやわらかさが凄い。

さすが『保坂青果』クオリティ

 

インカのめざめとすずほっくり ポテサラ

 

クリームチーズを練り込んだ2種のお芋のなめらかさ、

そして大粒のゴールデンマスタードが

影の主役、というくらい

存在感を放っている。

 

牛肉と新牛蒡のきんぴら

 

二杯目は宇和島レモンサワー

 

あまりに美味しくて、

単品で再注文した天然茹で蕨 土佐醤油

 

これがねえ、びっくりするくらい

日本酒が欲しくなる味だったので

 

日本酒を注文。

 

そして、おばんざいも美味しかったので

違う3種をリピート注文。

 

3種のおまかせ盛りあわせ  その②

 

いちじくとコリンキー 白掛け

 

生のコリンキーの

ほのかな甘みとしゃくしゃく食感が面白い。

 

和え衣は白和えに少しチーズが入っている感じ。

 

丸茄子とししとう 揚げ浸し

 

生じゅんさい 生姜醤油

 

これまた、大きくてぷりんぷりんのじゅんさいが

日本酒に死ぬほどよく合って…

 

まだ日本酒が残ってたので、

わらびじゅんさい

どちらをアラカルトで追加注文するか

死ぬほど迷った。

 

焼き生姜つくね 

 

中に谷中生姜が丸ごと入っていて

爽やかな辛味とシャキシャキの食感

 

死ぬほど悩んだ末に、

本日、3皿目の茹で蕨土佐醤油

 

さすがに3皿目ともなると

料理長が苦笑していた…。

 

そしていよいよ、本日のメイン。

 

合鴨とお野菜のしゃぶしゃぶ

 

だしつゆに、でっかいつくねが入ってる。

 

オーナーさんが、京都の家庭では

牛しゃぶや豚しゃぶだけでなく

四季おりおりの食材でしゃぶしゃぶを

楽しんでいるのを見て

触発されたメニューだそうで

 

これからも季節ごとに食材を変えて

しゃぶしゃぶを提供するそうです。

 

・手切りで厚めにカットした鴨肉

・九条ねぎ

・秋田美人ねぎ

・いそがき(つる菜)

 

くずさないで持ってくるのが大変そうだった

すごい野菜のお皿

 

薬味は、柚子胡椒粉山椒

 

野菜も合鴨も、つゆにくぐらせるのは

15秒くらいがベストだそうで

最初はスタッフのお嬢さんがお手本を見せてくれた。

 

鴨も美味しかったけど、

このつくねがまた、絶品だった!

 

おなかいっぱいだったけど

この、鴨の美味しさががんがんマックスになった

つゆがあまりにもったいなくて

 

ちゃんぽん麺を注文

しちゃいますよね、やっぱり。

 

山椒をたっぷりかけて。

 

おいしいと、おなか一杯でも

つるっとおなかに入るんだなと

実感。

 

店長さんによると、

らびももう少しで終わっちゃうそうで

 

間に合ってよかった…!

 

そして、これまで

日本酒に合うのはやっぱり魚介類

と思ってたけど

日本酒が飲みたくなる野菜料理

に開眼。

 

チャンスがあればひとりで来て、

野菜の前菜でちびちび日本酒を飲みたい

と思ったのでした。